転職活動で圧迫面接にあうことはあるの？

圧迫面接が行われることは、ほとんどなくなっている

圧迫面接は相手の対応力をチェックするために行うといわれているのですが、それはどうやら建前であるようです。

実態を調べてみると、圧迫面接を計画的に行っていた企業はほどんどなく、個人が勝手に暴走していたというケースが多いのです。

しかし、インターネットが発達したことにより、こういった圧迫面接を受けた人が不満を情報発信することができるようになりました。

最近では、面接を企業のイメージ形成の場と考える企業が増えていることから、インターネットで不満を書かれることは企業にとって大きなイメージダウンになります。

そういったことから、面接官の対応も変化してきているのです。

また、面接を行う方法次第で内定を出した人が入社する確率が大きく変わることが認知され、面接官向けの面接対策をきっちり行っている企業も増えて、個人が勝手に暴走して結果的に圧迫面接になってしまうというケースも減っています。

今現在では、新卒の就職活動、転職活動、どちらにおいても圧迫面接を行う企業はほとんどない、と考えてよいでしょう。

圧迫面接までいかなくても、厳しい質問がされることはある

威圧的な態度で面接するようなことは減っているのですが、質問の質問内容がやさしくなっていると考えないようにしたいです。

面接の質問では、どこでも聞かれるような当たり障りのないものばかりでは、応募者の本性が分からないために様々な工夫をして質問します。

曖昧な答えが返ってきたり、ごまかしていると思われる部分に関しては、「なぜですか？」と何度もつっこんで質問をすることもあります。

こういった対応を受けて不合格を言い渡された人の中には、圧迫面接だと不満に感じる人も中にはいるようですが、この程度のことは日常的に行われています。

それ以外にもあえて答えのない質問をして、その場で考える力を見るという場合もあります。

面接は必ずしも和やかに進むというわけではなく、応募者の本質を知るために行われているので、挑戦的な質問がされることはあると知っおきましょう。

そういった質問がされても慌てることなく、論理性を持って誠実に回答することが求められています。

まとめ

圧迫面接を行う企業が減っているとはいえ、何社も受験していれば出くわすことがあるかもしれません。

もし出くわすことがあっても、冷静に対応するようにしましょう。

働き出せば、顧客対応において圧迫面接どころではない無礼な振る舞いをされることもあります。

それらの対応の練習になったと考えればよいでしょう。