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高卒フリーターが良い企業に正社員就職する方法
最終更新日: 2023年4月26日
高校を卒業してから、フリーターをしている人には、
- 年齢が上がった
- 友人が就職した
- 金銭的に困った
というようなタイミングで、「正社員就職をしたい」と考える人が多いです。
しかし、
- 「高卒フリーターから正社員就職できるだろうか?」
- 「よい企業に正社員就職できるだろうか?」
- 「どのような職種がよいだろうか?」
というような、さまざまな疑問が頭に浮かんで、積極的に就職活動を行えない人もいます。
そこで、ここでは、当社の現役キャリアアドバイザーが、「高卒フリーターの就職活動環境」や、「高卒フリーターから、良い企業に正社員就職する方法」を解説します。
1. 「高卒」の学歴は、フリーターから正社員就職できる確率に影響しない
高卒フリーターの人には、正社員を目指して就職活動をはじめた際に「学歴」を気にする人が多いです。
「学歴が高卒だと、正社員に採用されるのは難しい」と考えてしまうようです。
しかし、高卒の学歴は、フリーターから正社員就職できる確率に影響しません。
以下のグラフは、学歴と正社員になれた割合について、フリーター経験者にアンケートを行った結果ですが、男性の場合、「高卒まで」の人のほうが「高卒超(専門卒・大学卒など)」の人よりも正社員になれた割合が高いです。
出典:労働政策研究報告書No.148 2012年
女性の場合は、「高卒超(専門卒・大学卒など)」の人のほうが内定をもらえた割合が高いですが、それほど大きな差ではありません。
企業には、大卒の人を採用したいと考える企業もあれば、高卒の人を採用したいと考える企業もたくさんあるからです。
また、最近になって企業の人材不足が深刻になっていて、高卒の人の採用枠を増やす企業が増えているので、ますます高卒の人が正社員就職しやすくなっています。
このように学歴関係なくフリーターが正社員就職できているので、高卒フリーターの人も、学歴にコンプレックスを持たず、しっかり就職活動を行えば、正社員に就職できるでしょう。
2. 高卒フリーターが正社員就職するなら、就職活動を早くはじめると有利
フリーターから正社員就職を目指す場合、フリーター期間は短い人のほうが正社員就職しやすいです。
以下のグラフから分かるように、フリーター期間が6か月未満の場合、正社員になれたフリーターの割合は、男性72.5%、女性56.5%、男女合計64.0%もあります。
出典:若年者雇用を取り巻く現状
フリーター期間の短い人が正社員採用されやすい理由は、年齢が若く知識や技術の吸収力が高いので、「採用後の研修や指導で成長してくれる」と企業が考えるからです。
逆にフリーター期間が長くなると、年齢が高くなり本人の成長に期待できなくなったり、「正社員になりたいという意欲がない人では」と企業が考えることから、正社員採用される確率が低くなっていきます。
なるべく早く動き出すことで有利に就職活動をすすめることができるので、高卒フリーターの人も今すぐ就職活動に取り組んでみましょう。
3. 高卒フリーターが正社員に就職した方法
ここまでの解説で、高卒フリーターという立場からでも、しっかり就職活動を行えば、正社員になれることが分かったと思います。
では、ここからは、実際にフリーターをしていた人が、正社員に就職した方法を見ていきましょう。
以下の図は、フリーターから正社員になった人に、「どのような経路でフリーターから正社員になったのか」を質問した結果です。
出典:労働政策研究報告書No.148 2012年
フリーターをしていた人が、正社員に就職した方法でもっとも多いのは、
- インターネット・新聞・雑誌・張り紙 27.2%
です。
最近では、インターネット上の求人情報サイトで、フリーター向けの求人をたくさん見つけられるので、このような方法で正社員に就職する人が多くいます。
また、新聞、雑誌、張り紙などには、地元の求人をたくさん掲載しているので、自宅の近くで就職したい人がよく利用しています。
2番目に多いのは、
- 親・保護者・親戚・知人の紹介 24.7%
です。
フリーターから正社員就職した人の、4人に1人が親や知り合いからの紹介で就職しています。
フリーターから正社員就職する人は、大企業で働くケースは少ないので、地元の中小企業を紹介してもらう人が多いです。
もしかすると、皆さんの親や親戚、知人から紹介してもらえる企業があるかもしれません。
就職活動をはじめたら、親や知り合いなどに「よい企業を知っていたら教えてください」と伝えておくとよいでしょう。
そして、3番目に多いのは、
- パートや契約社員からの登用 15.3%
です。
フリーターの人には、飲食関連やコンビニなどのチェーン店に就職する人が多く、アルバイトをしていた企業にそのまま正社員として採用されるケースもあります。
アルバイト先に就職することに問題がないのであれば、店長や上司に、正社員登用をしてもらえないか聞いてみるとよいでしょう。
4. 高卒フリーターにおすすめの就職活動方法
ここまで紹介してきたように、フリーターから正社員を目指すための就職活動方法には、さまざまな方法がありました。
しかし、たくさんあると、どの就職活動方法を選べばよいのか迷う人もいるでしょう。
そこで、これ以降では、キャリアアドバイザーの私が、高卒フリーターの人におすすめの就職活動方法を紹介します。
4-1. 最も簡単によい企業を見つけられる、フリーター向け就職エージェントを利用する
高卒フリーターの人が、最も簡単によい企業を見つけられるおすすめの就職活動方法が、「フリーター向けの就職エージェントを利用する」方法です。
就職エージェントでは、自分に合った仕事や会社の選び方から面接対策まで、きめ細やかなサポートをしてくれます。
就職活動では、今の企業が求める人物像やスキルを知って対策を練ることがとても重要です。
また、難しいと感じる人が多い企業研究についても、アドバイスしてくれる人がいれば心強いです。
勤務地や職種についてはもちろん、今後の人生設計などについてもアドバイスしてくれる、強力な就活サポーターです。
フリーター向けの就職エージェントを利用するメリットには、
- 高卒フリーターが応募できる求人をたくさん紹介してくれる
- 適性にあった企業を紹介してくれる
- 求職者と企業の間に入って、採用されやすくしてくれる
- 履歴書や面接で、高卒フリーターが採用されやすくなるポイントを教えてくれる
などがあります。
高卒フリーターが一人で就職活動を行うと、このような対策がなかなかできないので、就職エージェントを利用することには大きなメリットがあります。
一方、デメリットは、
- 就職エージェントが保有する求人にしか応募できない
- 就職エージェントの店舗を訪問しなければならない
などがありますが、デメリットは少ないです。
就職エージェントの利用は、高卒フリーターから、よい企業に正社員就職するための一番の近道ですので、ぜひ積極的に利用してみましょう。
就職エージェントは、インターネット経由で簡単に利用申し込みができて、無料で利用できます。
ここで高卒フリーターの就活に手厚いサポートしてくれる、人気の就職エージェントを二つご紹介します。
就職カレッジは、優良企業の正社員を目指すフリーターを専任スタッフがサポートしてくれる就職エージェントです。
専任サポーターは、就職活動のスタートからあなたに寄り添い、じっくりと話を聞きながら「どんな仕事が合っているか」「あなたにとって働きやすい企業はどこか」を的確にアドバイス、優良企業の紹介から実際の就職活動、就職後の生活相談まで行っています。
例えば、履歴書でフリーター経験をどのようにアピールすればよいの?と悩んだことはありませんか。
また、面接では何を着ていけばいいのか、スーツの色は?椅子に座るタイミングは?言葉遣いは?と、気になることがたくさんあるでしょう。
あなたをよく理解してくれる専任スタッフがこうした疑問や不安などに的確にアドバイスしながら、企業の紹介をしてくれます。
紹介する企業は、就職カレッジ独自の厳しい審査基準をクリアした優良企業ばかりです。
また、就職カレッジが直接調査を行っているので、社風などについても率直な意見を聞くことができます。
こうした丁寧なサポートが評価されて「職業紹介優良事業者」に認定されており、就職カレッジ経由での就職率は81.8%、就職支援実績は20,000人を超えています。
無料の就活講習会では、自分の個性を発見し、長所としてアピールできるような講義もありますので、ぜひ参加してみてください。
「やりたい仕事が見つからない」「自分に合う仕事が分からない」「ニート生活から抜け出したい」という人はぜひ、就職カレッジを利用してみましょう。
なお、地方在住だけど東京で就職したい、または、福岡県外に住んでいるけれど福岡で就職したい、という人には、滞在費や交通費などを就職カレッジが支給する(条件、上限あり)「上京就職支援制度」もあります。
就職カレッジだけのサービスですので、興味がある人はぜひ問い合わせてみて下さい。
ハタラクティブは、20代のフリーター限定の就職エージェントで、厚生労働省の「若者キャリア応援制度」受託事業者になった実績もあります。
20代のフリーターの場合、職歴や社会人経験がない人が多く、就職活動をしたいと思っても、何から始めればいいのか分からない、という人が多いものです。
そこでハタラクティブは、就活アドバイザーがマンツーマンで丁寧にカウンセリングを行いながら、正社員就職を目指します。
「自分がどんな仕事をしたいか分からない」という人でも、カウンセリングを通して、自分でも気づかなかった適性を発見し、また、希望する条件に応じた企業を紹介してくれます。
紹介する企業は、いずれもハタラクティブが実際に取材したうえで厳選しています。
また、求人サイトなどには掲載していない非公開求人情報などもあり、2,300社以上の中から、あなたに合う企業を紹介してくれます。
応募する企業が決まると、しっかりと自分の良さをアピールできる履歴書の書き方や、企業ごとの面接対策によるアドバイスを受けることができるうえ、面接で必要な持ち物や服装、ビジネスマナーなどについても具体的にアドバイスしてくれます。
さらに、アドバイザーが仲介役となって、企業との面接日程などの調整も行ってくれるので、複数の企業に応募していてもスムーズにスケジュール管理を行うことができます。
しっかりと準備をすることで自信をもって面接に臨むことができるから、内定率80.4%の実績につながるというわけです。
まずは簡単な会員登録を行い、その後、経験豊富な就活アドバイザーによる丁寧なカウンセリングを受けることができます。
カウンセリングから企業選び、面接対策、そして就職後の生活へのアドバイスまですべて無料です。
はじめての就活に不安を抱えている人や、自分がどんな仕事に向いているのか分からないという人は、ハタラクティブの無料カウンセリングから始めてみてはいかがでしょうか。
4-2. 高卒フリーターが応募できる求人が豊富な、求人サイトを利用する
就職エージェントのデメリットに、サービスを提供する企業が保有する求人にしか応募できないということがありました。
もっと多くの求人の中から希望の企業を見つけたいということでしたら、求人サイトを利用してみましょう。
大手の求人サイトを利用すれば、大企業から中小企業の求人、さまざまな職種の求人など、何千件の求人の中から希望の企業を見つけられます。
求人サイトの求人には、応募条件が、
- 「高卒以上」
- 「学歴不問」
- 「フリーター歓迎」
となっている求人がたくさん掲載されているので、高卒フリーターの人が応募できる求人をたくさん見つけられます。
一方、求人サイトを利用するデメリットは、一人で就職活動を行わなければならないことです。
求人を探すことだけでなく、履歴書作成や面接対策も自分で行う必要があるので、何度か採用選考に参加して経験を積まないと、うまく就職活動を行えない場合もあります。
当サイトでは、フリーター向けの履歴書作成や面接対策の方法について、以下の記事で詳しく解説しているので、一人で就職活動を行う場合には、こちらも参考にしてください。
もし、これらの記事を参考にしても、一人で就職活動を行うことが難しい場合は、フリーター向けの就職エージェントを利用するとよいでしょう。
ここで、高卒フリーターの人向けに役立つ求人サイトを2つ紹介します。
リクナビNEXTでは、転職者向けの求人だけでなく、「未経験者歓迎」の求人も数多く紹介しています。
サイト全体で紹介している求人の約85%がリクナビNEXT限定ですから、今までにいろいろな求人を見てきた人でも新しい企業との出会いが期待できるでしょう。
まずは、あなたの条件に合う最新の求人がメールで届くように、無料の会員登録からスタートです。
設定できる条件には、業種や職種、給与、勤務時間などはもちろん、希望の勤務地や転勤の可否などもありますし、女性にとっては気になる、産休や育休の取得実績や残業の有無なども条件として設定できます
未経験者歓迎の求人だけでも1万件以上という膨大な情報の中から、AIを駆使したシステムであなたの条件に合う企業を紹介してくれます。
求人情報非公開の企業や、思いがけない業種・職種の企業からオファーが届くこともあり、あなたと企業との出会いを提供してくれるシステムが充実しています。
また、高卒フリーターにとって悩みの種になる履歴書対策にも強力なサポートがあります。
即戦力になるスキルや職務経歴はないし、何をアピールしたらいいか分からないと悩んでいませんか?
リクナビNEXTでは、質問に答えるだけで長所や強みなどを客観的に診断する「グッドポイント診断」を受けることができます。
診断結果は応募資料に添付することができ、書類審査や面接での強力なサポーターになってくれるでしょう。
そのほか、リクナビNEXTのサイトでは、様々な企業のインタビューを掲載しています。
業務内容はもちろん、職場の雰囲気なども分かるようになっていますし、インタビューを読んで気になった企業の求人にアクセスすることもできます。
リクナビNEXTは、多くの出会いの中から、自分の可能性を見つける就活をしたい人におすすめです。
はたらいくは、都市部だけでなく、地方の求人情報にも強いということで人気があります。
都会から地方へのIターン・Uターンを希望する人や、地方から都会への就職を希望する人にとっては、実際に住んでいない地域の求人を手に入れにくいという問題がありました。
はたらいくでは、希望の都道府県や市町村ごとの情報から、未経験OKの求人を検索することができ、職種や業種を指定することもできます。
さらに、全体の93%の求人情報がはたらいく限定なので、ここでしか出会えない仕事や企業が揃っています。
しかし、気に入った仕事や企業があっても就職活動に慣れていないため、どのように進めていいか分からない、という人も多いでしょう。
はたらいくでは、無料の会員登録をすると、まずは就職までのスケジュールをシミュレーションして、具体的な行動計画を立てることができます。
あとは、計画に沿って企業情報を収集したり、書類を準備したりするのですが、高卒フリーターの場合、自己PRに自信がないという人も多いのではないでしょうか。
はたらいくには、あなたの人柄を企業にアピールできる、会員限定のサービス「らいくサービス」があり、独自の文章作成ツールを使って自己PR文「らいくレジュメ」を作ることができます。
いくつかの簡単な質問に答えるだけでオリジナルの自己PR文が作れるのでとても便利ですし、「らいくレジュメ」を登録しておく「らいくサービス」を利用すると企業側から声をかけられることもあり、さらにチャンスが広がります。
高度なスキルや即戦力になれる技術や知識がなければいい企業に就職できないのではないか、と考えがちですが、実のところ企業側が求めているのは、コミュニケーション力や熱意、責任感といった、人柄のよさです。
自分らしさを大切にしながら就活をしたい人は、はたらいくがおすすめです。
5. 高卒フリーターから正社員就職する人に「人気の職種」
高校を卒業後、ずっとフリーターをしてきた人には、まだどの職種を目指すのか決めていない人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは、高卒フリーターから正社員就職した人が多い、人気の職種を紹介します。
- 営業職
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高卒フリーターから就職する人が多い職種に、営業職があります。
接客業の経験がある人やコミュニケーション能力の高い人に向いています。
営業職の求人は「高卒以上」または「学歴不問」、「未経験者大歓迎」とされていることが多いのですが、これは人物重視で評価される傾向があるからです。
また、社用車を使用する企業も多いので、「普通自動車運転免許」を持っていると、かなり有利です。
営業職になるために必要な資格はありませんが、正社員になればマネジメントやマーケティングなどの専門知識が必要になりますので、勤勉な人にも向いています。
営業職は、さまざまな業界や企業で必要とされているため、求人数が豊富で、高卒フリーターの人も採用のチャンスがたくさんありますし、比較的大きな企業から内定をもらう人もいます。 - 販売職(店長候補)
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「販売のアルバイトをしたことがある」「販売の仕事に興味がある」という人は、小売業がおすすめです。
小売業とは、アパレルやドラッグストア、電化製品などの、いわゆる「お店」です。
正社員でも、応募条件が「未経験者歓迎」「学歴不問」とされていることが多いのですが、これはズバリ、小売業は実力主義の世界だからです。
「モノを売る」ということは、お客さんの要望を丁寧に聞き取って、欲しいと思ってもらえる商品を提案するということですから、思いやりや優しさのあるコミュニケーションが求められます。
また正社員の場合は将来の店長候補として採用されることが多く、アルバイトとしては学ぶことが難しかった仕入れや経理なども勉強することができます。
華やかなイメージの陰の努力は苦労もあるかもしれませんが、結果が出れば必ず評価してもらえます。
ゆくゆくは自分で店舗経営したいという夢を持っている人にもおすすめです。 - 製造業での生産工程職
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世界に誇る日本のものづくりを支える、製造・加工・製品検査などの生産工程業はとてもやりがいのある仕事です。
また「高校卒業」を条件に募集している企業も多いので、高卒フリーターにも応募しやすい職種です。
生産工程業は、集中力や判断力を求められる仕事です。
なぜなら、高品質のものづくりには精密さが求められ、大小様々な機械を操作する現場では判断ミスが危険につながることもあるからです。
黙々と集中して仕事をするのが好き、という人には向いていると言えるでしょう。
また、自分で工夫して何かを作るのが好き、という人にもおすすめです。
新しいアイディアをどんどん取り入れて、よりよいものを作っていくという製造現場の仕事は、クリエイティビティに溢れています。 - IT関連の職種
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パソコンが得意な人には、人手不足が深刻化しているIT関連の職種が狙い目です。
「プログラマー」や「システムエンジニア」、「Webデザイナー」などは、専門的な知識や技術を必要とする仕事です。
しかし、即戦力になるハイレベルな人材は少なく、またIT技術者はハードな仕事というイメージもあって、人手不足はなかなか解消されていません。
ということは、正社員として採用されるチャンスが大いにあるということです。
プログラミングの知識などがない未経験者を採用して、自社で研修を行っている企業も少なくありません。
またITの世界は実力主義なので、仕事の評価や昇進に学歴は関係ありません。
正社員としてしっかり研修を受けながらコツコツと勉強を続けて将来の高収入を目指してみましょう。 - 介護職
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高齢化が進み、いま最も人手を求めている職種のひとつが介護職です。
介護職では学歴や資格の有無を問わずに正社員を募集している会社や施設が多数有ります。
介護職にはさまざまな資格があって、資格があれば高収入につながるのですが、高校を卒業している人は働きながら取れる資格があります。
介護職の入門資格ともいえる「介護職員初任者研修」は、研修を受講後に試験に合格すればとることができますし、信頼性が上がり、昇給にもつながります。
上位資格の「介護職員実務者研修」を取得すると、ケアマネージャーや介護ヘルパーと利用者との調整を行う責任者(サービス提供責任者)になることができ、活躍の幅がぐっと広がります。
また3年以上の実務経験を積むと、国家資格である「介護福祉士」にチャレンジできます。
無資格・未経験でスタートしても、研修を受けながら経験を積むことで、キャリアアップが可能です。 - 事務職
-
事務職は、「学歴不問」で募集している場合が多く、高卒フリーターから就職している人も多い職種です。
事務職といっても、業種ごとに特徴があり、いわゆる一般事務の中にも経理事務や営業事務、総務事務など部門もさまざまです。
応募する前に、どんな仕事をしている企業なのか、事務の仕事内容がどのようなものなのか、についてはあらかじめ調べておきましょう。
事務職は、平日のみの勤務だったり、デスクワークが中心だったりして、女性に人気の高い職種です。
競争率が高く、派遣や契約、アルバイトやパートでも事務職の経験がある人は採用選考で有利になります。
また、「秘書検定」や「簿記」「医療事務」などの資格があると採用されやすい業種もあります。
しかし、経験の有無だけが採用の決め手になるとは言えません。
社内外のさまざまな人たちと連携することも多いので、コミュニケーション能力の高さや人当りのよさ、的確な判断力などとともに、「一緒に働きたい」と思ってもらえるような明るい性格をアピールすることが大切です。
ここまで、高卒フリーターの人に人気の職種を紹介しましたが、以下の記事では「国が行ったフリーターが採用されている職種の調査結果」や「職種別の年収」などを紹介しているので、こちらもチェックしてみてください。
フリーターの正社員就職が難しい理由と対策、おすすめ職種11選を解説
6. 高卒フリーターは、企業研究や職業研究をしっかり行う必要がある
就職活動の方法や高卒の人が就職しやすい職種については、ここまでに紹介した就職活動方法や職種の中から自分に合うものを選べば、いずれ内定が得られるはずです。
しかし、高卒フリーターの人には、正社員就職できたとしても早期に離職する人が多いので注意が必要です。
以下のグラフは、学歴別の就職後3年以内の離職率を表しています。
アンケートの対象者は、フリーターではなく新卒者なのですが、高卒の人は、就職後3年以内に約4割の人が離職していることが分かります。
出典:若年者雇用を取り巻く現状
短大卒や大卒も離職率が高い傾向にあるので、それほど気にしなくてもよいと考えることもできます。
しかし、フリーターを辞めてまで就職するのであれば、できるだけ長く働きたいと考える人が多いのではないでしょうか。
このような早期の離職が起こる理由はいろいろあるのですが、以下のような企業や職業とのミスマッチで離職する人がたくさんいます。
- 労働時間が長い
- 肉体労働でキツイ
- 思っていた仕事内容と違う
- 給料が少ない
しかし、企業や職業については、事前に研究をしたり調べておくと、
- 社風
- 仕事内容
- 仕事場の環境
- 待遇
などが、就職する前にある程度分かるので、ミスマッチによる離職を防ぐことができます。
ですので、面接に参加する前にしっかり企業研究・職業研究を行い、長く働き続けられる仕事かをチェックしておきましょう。
<企業研究・職業研究の方法>
- 本やホームページを利用して研究する
-
職種別の仕事内容は、本屋で売っている就職活動本に、職業紹介の本があるので、そのような本を読んで研究するとよいでしょう。
企業研究には、「就職四季報」や「業界地図」などの本を利用したり、企業のホームページをチェックしてみましょう。 - 人材紹介会社や知り合いから情報を得る
-
人材紹介会社や知り合いから仕事を紹介してもらう場合は、紹介者から企業に関する情報を得ることができます。
特に人材紹介会社は、過去に入社した人や企業の採用担当者から情報を得ているので、社風や働き方などについて詳しく教えてくれる場合があります。 - 直接企業に問い合わせる
-
企業情報がなかなか得られない場合は、直接企業に問い合わせて、質問するのもよい方法です。
企業は、ミスマッチが原因で、すぐに退職されると困るので、職場環境や仕事内容などについて質問すれば、詳しく説明してくれます。 - 就職する前に試用期間を設けてもらう
-
外部から得られる情報は限られているので、入社する前に試用期間を設けてもらい、その期間に働き続けられる企業かを見極めるのもよい方法です。
実際に企業の中で働くと、どのような企業か、どのような人が働いているか、どのような仕事内容か、知ることができるので、ミスマッチで離職することは、ほぼなくなります。
試用期間を設けてもらうのは、大企業では難しい場合がありますが、中小企業であれば、柔軟に試用期間を設けてくれることが多いです。
少しの手間をかけるだけで、再度、就職活動や転職活動を行わずにすむ可能性があるので、ぜひ行ってみてください。
7. まとめ
高卒フリーターの人も、正社員就職をすることは十分可能なので、自信を持って就職活動に取り組んでください。
最近では、フリーターに特化した就職エージェントや、フリーター向け求人が豊富な求人サイトもあるので、そのようなサイトを利用して、効率よく就職活動を行うとよいでしょう。
以下の記事で、フリーター向けの就職エージェントや求人サイトを紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
フリーターに人気の就職サイトランキング
フリーターが利用している人気の就職サイトを、ランキングにして紹介しています。
※ランキング調査期間:2024年1月1日~2024年6月29日
就職カレッジ |
就職カレッジは、フリーターを専門として就職活動のサポートをしてくれる人気の就職エージェントです。 求人紹介だけでなく、「履歴書の書き方」や「面接対策」についても詳しく教えてくれます。 |
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リクナビNEXT |
リクナビNEXTは、フリーターから就職活動を行う際に、ほとんどの方が利用している人気求人サイトです。 扱っている「求人数」「職種の種類」共に充実しています。 |
はたらいく |
はたらいくは、地方の求人に強い求人サイトです。 ここでしか見れない求人が非常に多くそろっています。 |
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