※本記事は一部プロモーションを含みます
性格検査の重要度と好印象な答え方
最終更新日:2022年10月28日
性格検査は適性テストとも呼ばれ、いわゆる心理テストのようなものです。
質問に対して選択肢から当てはまるものを選んでもらうと、回答者の大よその性格が分かるようになっています。
ここでは、性格検査は採用選考でどれくらい重視されるのか、どう回答すれば良い印象を残せるのかを解説していきます。
1. 性格検査(適性テスト)は採用選考でどのくらい重視されるのか
1-1. 性格検査は面接の補足資料として使用される
性格検査は、SPI試験のように筆記試験の中に性格検査が含まれているものや、内田クレペリン検査のように性格検査だけのものがあります。
さまざまな種類の性格検査がありますが、なんと筆記試験を行う企業のうち90%以上がいずれかの性格検査を取り入れています。
就職活動を行うほとんどの人が受けることになる性格検査ですが、性格検査の結果だけで「採用」「不採用」が決まることは基本的にありません。
性格検査の結果は、面接だけでは分からない応募者の人柄を知ることや、面接官が受けた印象と相違がないかなど、面接の補足資料として使われることが一般的です。
1-2. 中途採用は新卒採用より性格検査の結果を重視される
性格検査の結果だけで「採用」「不採用」が決まることはほとんどありませんが、中途採用は新卒採用に比べて性格検査の結果を重視される傾向があります。
新卒採用では同じ企業の中でも募集している職種が幅広いので、採用した後に配属部署の選定のために使用されることが多いです。
一方中途採用の場合は、募集職種がある程度決まっていることが多いため、「募集している職種や部署に合う人材かを判断する資料」として使用されることがあります。
大学中退者は基本的に中途採用枠の応募になるので、新卒採用より適性検査の結果が「採用」「不採用」に大きく関わってくる場合があります。
1-3. 性格検査の結果は配属先を決める際に使用されることがある
性格検査の結果は、採用選考だけで利用されるわけではありません。
内定を得た後に配属先を決める際にも利用されることがあります。
配属先を決める時には、内定を得た人の希望や性格、適性、企業側の都合が考慮されます。
仕事への適性を判断する際には、どのような職業が向いているのかだけではなく、仕事を行う部署の人間関係に溶け込めそうかということも重要視されます。
本人がよい仕事をできるようにするために、働きやすい場所に配属することが大事だからです。
2. 性格検査はどう回答すれば良い印象が残せるのか
2-1. 面接官に質問されていると思って答える
性格検査は自分のことについての質問なので、思った通りに正直に答えるのが一番です。
しかし、どんな質問でも正直に答えればいいという訳ではありません。
例えば性格検査で以下の質問があったとします。
質問 「自分は他人よりも優れている点がいくつもある」
選択肢 「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」
この質問に対して自分の考えは「まったくあてはまらない」だったとしても、面接で「私は何に関しても全く自信がありません。」と答えられる人はほとんどいないと思います。
あまりにも自分の意見と違う回答をする必要はありませんが、人に話すつもりでコミュニケーションを意識して答えると良い結果に繋がりやすいです。
2-2. 矛盾のある回答をしない
性格検査ではだいたい200~300問もの質問をされます。
その質問の中には、
「物事を深く考えすぎる傾向がある」
「どんなときも楽観的だ」
というように、違う角度から同じような質問を繰り返されることがあります。
この質問の両方に「あてはまる」と回答すると矛盾が生じてしまい、「自分を良く見せようとしている」と結果に出てしまう可能性があります。
こういった回答の矛盾は、どんな企業でも印象が悪くなってしまうので注意したいポイントです。
2-3. 企業の社風に合わせた偽った回答をしない
企業が求める人物像をホームページなどから収集し、それに合わせて回答することも可能です。
しかし、性格検査は精密に計算されてできており、偽った回答をすると知らない間に矛盾が生じて、「嘘の回答をしている」と結果にでる危険性もあるのでおすすめできません。
また、性格検査の結果と面接での応募者の印象が違うということで、面接官の印象を悪くする可能性があります。
また、適性検査の結果は配属先を決めるときに使用されることもあります。
自分を偽って答えたばかりに合わない配属先になってしまっては今後の社会人生活が不安定になってしまいます。
極端な回答は避けつつ、基本的には自分の考えに合った回答をしていくことをおすすめします。
3. まとめ
性格検査の結果は、基本的に面接などの補足資料として利用されるケースが多いです。
性格検査の結果は配属先を決める際にも利用されることがあるので、自分をよく見せようとしたり、見栄を張らずに、正直に回答しておきましょう。
2024年最新版!大学中退者に人気の就職サイトBEST3
大学中退者が使っている就職サイト(就職エージェントと求人サイト)を、人気順に3位まで紹介します。
※ランキング調査期間:2024年4月1日~2024年5月1日
ジェイック就職カレッジ |
ジェイック就職カレッジは、就職成功率81.1%(大学中退者に限ると90.7%)の実績を持つ就職エージェントです。 中退者向けの求人を紹介してくれたり、中退者向けの就職講座で、面接での中退理由の伝え方やマナーを学べます。 |
---|---|
リクナビNEXT |
リクナビNEXTは、大学中退者の利用者が多い人気求人サイトです。 様々な職種や地域の求人に加え、他では得られない大企業の求人も充実しています。 |
ハタラクティブ |
ハタラクティブは、フリーターや大学中退者向けの就職エージェントです。 求職者と年齢が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれ、未経験から応募できる求人を紹介してくれます。 |
大学中退者におすすめの就職サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。
当社カジュアル相談を活用してください
当社(株式会社ウェイズファクトリー)では、学校を中退した後の就職活動について無料で気軽に相談できる窓口を設けております。
当社のキャリアアドバイザーにメールか電話で相談できます。
- 「どの就職エージェントを利用すればよいかわからない」
- 「どのように就職活動を行えばよいかわからない」
- 「どのような職種が向いているのかわからない」
というような質問に就職支援15年以上の経験を元にお答えします。
また必要な方には、中退者が応募できる未経験歓迎の正社員求人を紹介することもできます。
ご相談したい方は以下の記事の下にあるフォームよりお申し込みください。
岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
詳しいプロフィールは、こちらをチェックしてみてください。
プロフィール