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大阪航空専門学校に取材してきました
最終更新日:2018年3月22日
客室乗務員や飛行機の整備士、パイロットなどを目指したコースがある、大阪航空専門学校に取材に行ってきました。
大学中退者が専門学校を検討した際に、気になることについても聞いてきたので、チェックしてみてください。
取材では、自らも学生の指導を行っている田村教務部長にお話を伺いました。
※今回の記事は、2017年4月現在のものです。
大阪航空専門学校の紹介
航空専門学校ってどういう学校ですか?
航空専門学校は、飛行機の機内や空港、滑走路、格納庫などで働く、様々な職業を目指すための学校です。
大阪航空専門学校には、以下の4つの学科があります。
- エアライン学科
- 航空整備士学科
- エアポート学科
- パイロット学科
エアライン学科には、客室乗務員コース、グランドスタッフコース、航空貨物取扱コースがあります。
目指せる職業
・客室乗務員・グランドスタッフ・コンシェルジュ
・空港インフォメーション・航空貨物取扱業務・通関業務
・貿易事務・空港セキュリティ・ホテル業
・旅行業・ステーションコントロール(運航支援)
航空整備士学科には、整備訓練コース、整備技術コース、整備士専攻コースがあります。
目指せる職業
・運航整備(ライン整備)・機体整備(ドック整備)・装備品整備
・機体整備(機体外部清掃)・ヘリコプタ整備・飛行機製造
・ヘリコプタ製造・航空機用エンジン開発・宇宙開発
・航空機設計・航空設備、メンテナンス・特殊車両整備
エアポート学科には、グランドハンドリングコースがあります。
目指せる職業
・マーシャラー・給油・チョークマン・PBBオペレーター・地上電源供給
・ケータリング・ブレーキマン・プッシュバック・コントローラー
・ソーティング業務・航空貨物搭降載・航空貨物受託・荷役業務
・搭載監督者・ウエイト&バランス業務・センダー業務
パイロット学科には、固定翼(飛行機)コースと回転翼(ヘリコプタ)コースがあります。
目指せる職業
・飛行機パイロット(エアライン・航空機使用事業・航空運送事業など)
・ヘリコプタパイロット(ドクターヘリ・航空機使用事業・航空運送事業など)
大学中退後に専門学校を選ぶことについて
大学と専門学校の違いはどういったところにあると思いますか?
大学が幅広い分野について学ぶことが多いのに対して、専門学校では特定の分野を深く学ぶことができます。
実際に仕事をするために勉強するので、勉強したことが即仕事に繋がっていくのが、専門学校の一番のメリットです。
大阪航空専門学校は、職業に必要な実践的な専門能力を育成する、文部科学省の職業実践専門課程の認可を頂いています。
航空関連企業との連携を密にして、カリキュラムの編成であるとか授業内容が考えられています。
授業では、航空関連企業から出向してきた教員が教えることも多く、学生は実践の場で活用されているノウハウを教えてもらうことができます。
金銭的な事情で大学中退した人は、専門学校に通うメリットはありますか?
4年制の私立大学の学費は、4年間で平均446万円です。
当専門学校は、2年で学費が224万円(エアライン学科・エアポート学科)程です。
学費は、4年制私立大学に比べて半分ほどで済みます。
また、2年で学業を終えて働くことができるので、大学に通うよりも早くに給料が貰えるという点もメリットかもしれません。
専門学校でも、日本学生奨学金機構など一般的なものは利用できますし、優秀な学生には学費の免除制度も用意しています。
大学の授業内容が合わずに専門学校に進路変更するのはどうでしょうか?
具体的な自分のビジョンが見えている人は、専門学校での短い時間でも頑張れて、就職もできると思います。
先が見えない段階で専門学校に行くと、大学よりも忙しい専門学校はより難しい可能性もあります。
人間関係が上手くいかず大学中退した人は、専門学校に向いていますか?
同じ目標を持った学生が専門学校には集まっているので、逆にやりやすいと思います。
お互い、いい友達であり、ライバルでもあるので、切磋琢磨できます。
就職が一人決まったら、自分も頑張ろうとなる学生が多いです。
大阪航空専門学校の入学、授業、就職関連の質問
全国から学生が集まっているのはどうしてですか?
航空学校が少ないからです。
英語系の学校には、グランドスタッフなどのエアラインを目指すコースがある学校はたくさんあります。
しかし、大阪航空専門学校では整備士やパイロットを目指すコースもあり、航空の総合学園として数少ない学校となっています。
また、関西空港が近いので、例えば午前中に関西空港でインターンシップを行って、午後に授業を受けるといった利便性のよさもあります。
大阪航空専門学校の入学資格に年齢制限や身長制限がありますか?
入学するのに年齢制限はありません。
しかし、あまりにも年齢が高いと、就職時に苦労することになると思います。
身長についても特に問いませんが、客室乗務員の場合、棚の荷物を降ろしたりする必要があるので、就職活動で身長が問われる可能性があります。
英語能力は必要ですか?
英語能力別にコースが用意されているので、入学時の英語能力は問いません。
しかし、就職活動時には、英語能力が問われます。
英検準2級や英検2級が必要とされることが多いですが、現実問題としては英検2級を目指してほしいです。
英語能力に関しては、パイロットや客室乗務員などだけでなく、整備士も就職活動時に求められます。
年度途中でも入学はできますか?
年度途中での入学は基本的にないです。
専門学校では「専門士」の称号をもらうために、年間1,700時間以上の授業を受ける必要があるからです。
途中で入るとその時間をクリアすることができないので、途中から入る人はいません。
途中でコースの変更はできますか?
エアラインコースからエアポートコースに変更したいという人が時々います。
しかし、変更するにしても入学してから1か月か2か月程度で変更する人が多いです。
変更する場合は補講も必要になる場合があります。
どのコースを選べばよいかわからない場合は、入学する前に体験入学に来ていただければ相談にのりますよ。
入試はどういったものですか?
入試はAO入試や推薦が主です。
航空業界への志望度の高さや、やる気を見ます。
授業内容はどういったものですか?
大学などと同じように座学の勉強もありますが、機体や機材、設備を使った実習をたくさんおこないます。
卒業後に仕事ができるように、実践的な実習を行うことができます。
就職時に国家資格や民間資格が必要な職業を目指す場合は、資格取得のために必要十分なカリキュラムが組まれています。
就職はできますか?
会社を選ばなければ、ほぼ100%で内定がもらえます。
2017年1月末の実績で、就職率は99%となっています。一人だけ地方で就職を希望していた学生が求人が少なく就職が決まりませんでした。
また、航空業界に絞った就職率でも96%と高い水準です。
航空関連企業でも大手企業になると採用されるのは難しいですが、LCCや大手のグループ企業、外資系企業などを合わせると結構たくさん求人があります。
また、ここ最近はオリンピック需要などもあり、航空関連の求人が増加傾向にあります。
整備士に関しては、団塊の世代の退職が進んで、慢性的に人材が不足している状況でもあります。
大学から大阪航空専門学校に進路変更した学生さんの紹介
大学から大阪航空専門学校に進路変更した、学生さんにインタビューを行いました。
「大学中退から専門学校入学まで」についてや、「専門学校での学生生活」など、お話を聞くことができたのでチェックしてみてください。
田村教務部長から一言
大阪航空専門学校には、大学を中退して入学してくる学生もいます。
中退をしているかどうかに関わらず、皆、切磋琢磨して頑張っています。
興味のある方はぜひ、大阪航空専門学校にご連絡ください。
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岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
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