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大学中退者から葬祭ディレクターになるには
最終更新日:2018年5月22日
葬祭ディレクターは、葬儀の企画から会場設営、式典の進行まで一連の儀礼を取り仕切る葬儀のエキスパートです。
葬儀ディレクターの仕事は、臨終を迎えた方の遺族から電話などで連絡を受けた後に、葬儀を行う施設へ遺体を搬送することから始まります。
その後に、葬儀の企画や日程決め、見積もりなどを行い、当日までに必要資材の調達をして準備し、葬儀の最中には儀式の運営や司会進行をします。
ただし、最近では、費用を抑えたいと考えている遺族の人も増えているので、通夜や告別式を行わないで火葬のみを行うというケースも増えてきています。
葬儀という人の死と対峙する仕事ですので、遺族や参列者への心配りをしながらも、式を円滑に進めなければならないので難しい仕事でもあります。
しかし、葬儀が順調に進んだ場合には、遺族の人たちから感謝の言葉を述べてもらえることも多く、やりがいのある仕事です。
遺族や参列者への心遣いや、葬儀を円滑に進める司会としての段取り力が求められる仕事です。
葬祭ディレクターになるのに有利な資格
葬祭ディレクターになるために、資格が必要ということはありません。
多くの葬儀会社の求人では未経験者が歓迎されているので、資格がない人でも働くことが可能です。
ただし、ある程度の仕事経験を積んだ後は、葬祭ディレクターという専門の資格取得を求められることがあります。
この資格を保有していることで、一定の知識と経験を積んでいると認められるので、お客様からの信用を得ることができます。
大学中退者から葬祭ディレクターになる
葬祭ディレクターの仕事は、高齢化社会の中で求められている仕事ですので、需要が高く、求人も比較的応募要件が緩い場合が多いです。
ですので、大学中退者も、就職できる可能性が高いです。
しかし、仕事とはいえ、遺族に対しての十分な配慮ができることが重要になる、ということは忘れないようにしたいです。
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岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
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