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大学中退者から日本語教師になるには
最終更新日:2018年5月22日
日本語教師は、外国人を対象とした日本語教育を行う仕事です。
日本語は、国内にいる外国人だけでなく、海外でも学びたい人はたくさんいるので、今現在、国内外合わせると300万人以上の人が日本語を学んでいます。
特に中国や韓国、ベトナムといったアジア地域の人の日本語学習者が非常に多い状況にあります。
海外でもますます日本語教師への求人が増えており、海外勤務をしたいという人にもチャンスがあります。
日本人であれば誰でも日本語教師になれると思うかもしれませんが、日本語を教えるためには日本語の文法や語彙、そして指導法や言語学についても知識をつける必要があるのでかなりの訓練が必要になります。
また、日本語を教える際には、日本語で教えることが多いのですが、生徒の母語についても基礎的な知識は持っておく必要があります。
日本語や言語に興味があるというだけでなく、海外の人とのコミュニケーションを楽しめる人に向いた職種といえそうです。
日本語教師になるのに有利な資格
日本語教師になるのに必ずしも資格が必要というわけではないのですが、求人の多くで「日本語教師有資格者」という条件が設けられていることが多いです。
この有資格者になるには、日本語教育科目を大学で専攻し卒業しているか、420時間の日本語養成講座を受けている、あるいは日本語教育能力検定試験に合格している必要があります。
有資格者になるための、どの条件を満たすにもかなりの努力が必要になり、個人で勉強するのは難しいことが多いので、大学や専門学校、通信講座などを利用するのが一般的です。
大学中退者から日本語教師になる
日本語教師になるのに上記した日本語教師有資格者の条件を満たしていれば学歴は関係ないので、大学中退者も努力次第でなることが可能です。
ただし、有資格者になっても直ぐに給料が安定する常勤講師として働けることは少ないので、日本語教師として活動しはじめた時には、非常勤講師として働き経験を積んでいく必要があります。
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岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
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