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フリーターから就職するのに、どれくらいのパソコン能力が必要か?

最終更新日: 2017年10月26日

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フリーターの人にも、学生時代にパソコンをよく使っていて、パソコンに関しての知識が豊富だったり、技術が身についている人もいるかもしれません。

しかし、今でもパソコンの能力に自信がないと考えている人は多く、携帯電話やスマートフォンは使えてもパソコンがまったく使えない人もいます。

就職活動では一定のパソコンを扱う能力が求められることがあるのですが、どれくらいの能力が必要なのでしょうか。

ここで、就職活動で必要なパソコン能力について詳しく解説していきます。

パソコン能力の基本中の基本、タッチタイピング(ブラインドタッチ)

パソコンを苦手と考えている人の多くが、タッチタイピングができないという理由で苦手意識を持っています

学生時代の授業でパソコンを触ったことがあっても、タイピングはキーボードを見ながら指一本で打っていたような人です。

タッチタイピングは、パソコン技術を習得するための基本ですので、これができないと、パソコンへの苦手意識がいつまでも解消されません。

タッチタイピングができるだけでは、就職活動で有利になりませんが基本として身につけておきたいです。

タッチタイピングは短時間で身につく

タッチタイピングができない人は、習得するまでに相当時間がかかったり、努力が必要と考えている人が多いですが、実はそれほど難しくありません。

実は私も、学生時代に身につけるまではそのように考えていたのですが、練習しはじめると予想以上に早く身につき、おもしろいものだと思いました。

一般的に、タッチタイピングは、10時間練習すれば基本的な実務がこなせるレベルになるとされています。

10時間は長く感じるかもしれませんが、1日1時間練習をすれば10日で身につきます。

タッチタイピングの練習には、専用のソフトを購入して練習してもよいですし、インターネット上のサイトでも練習できるので、そういったものでも十分身につけることができます。

先ほども書いたように、タッチタイピングができないと、パソコンに苦手意識を持ってしまい、いつまでも避けてしまう人も多いです。

ですので、就職活動中でも身につけられるので、ぜひ練習をしてみましょう。

タッチタイピングを身につければ、一気にパソコン技術を身につけるハードルが下がります。

ExcelやWord、PowerPointなどの、マイクソフトofficeソフト使用能力

企業で使われている事務ソフトの中で、マイクロソフトのofficeソフトがもっとも多く利用されています。

これらのソフトは事務の人だけが使うわけではなく、営業や技術職の人も利用することが多いので、誰もが一定の能力を求められると考えておくとよいです。

特に事務や営業職では、これらのソフトが使えることを、採用条件や採用で有利になる歓迎条件として上げることも多いので、勉強しておくと採用で有利になりやすいです。

営業職や技術職は、簡単な編集ができる程度になっておけばよい

事務職を目指す人は、ソフトの講座を受けて勉強する人も多いですが、営業職や技術職の場合は、これらのソフトを利用して簡単な編集ができる程度になっておくとよいです。

特に表計算ソフトが使えると、苦手意識をかなり克服することができるので、もっとも簡単なExcelの本を買って読みながら実習しておくとよいでしょう。

WordやPowerPointは簡単に利用できるように作られているので、それほど困ることはないと思いますが、まだ一度も利用したことがない、という人は本を読んだり、文章やプレゼン資料などの作成をしてみるとよいでしょう。

事務職は、講座などを利用しての勉強が必要

事務職になりたい人は、これらのソフトを使えることが前提として考えられていると思っておいたほうがよいでしょう。

多くの事務職を目指す人が、学生時代や職業訓練などで講座を受講しソフトの利用方法を身につけています

Excelでは、マクロや大量のデータを処理する能力を必要とされることも多く、それらは一人で身につけるには難易度が高いので何らかの講座を受講して勉強しておくとよいでしょう。

もし、講座を受講するお金がないといった場合には、派遣会社に登録すると無料で講座を受けられることもあるので一度検討してみるとよいでしょう。

IT技術者は、入社後でも案外なんとかなる

IT技術者を目指す人は、入社前に何らかのプログラミングができたり、資格を取得する必要があると考える人も多いですが、研修が充実している企業が多いので就職活動時にそれほどパソコンを扱う能力を気にすることはないでしょう。

ただし、「CAB」という筆記試験で、論理的思考能力を問われることが多いので、それらの試験の対策はしっかりしておきたいです。

入社する前に勉強や練習をしたいということなら、プログラミングよりも基本的な情報処理の資格を取得しておいたほうがよいでしょう。

プログラミングは指導者がいるかどうかや、実務を通して学ぶかどうかで身につく技術レベルや速度が大きく変わるので、独習するのは効率が悪いです。

資格は取得しても意味がないという人もいますが、就職活動時点ではそれなりに評価されることが多いですし、幅広い知識が体系的に身につくので、実務をはじめた際の基礎知識として利用できる可能性があります。

まとめ

パソコンの能力に苦手意識を持っている人は多いですが、少し勉強するだけで、できることがどんどん増えていくので、身につけるのが楽しくなる場合も多いです。

食わず嫌いになってはじめから避けることなく、少し努力をしてみれば、すぐに成果を感じられるはずです。

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