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フリーターと既卒の違いとは?
最終更新日: 2017年10月26日
フリーターをしている人にも、就職活動をはじめてから「既卒」という言葉を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
既卒という言葉は、比較的最近になって就職活動市場で使われるようになりました。
そこで、ここでは、「既卒という言葉の意味」「フリーターと既卒の違い」などについて解説していきます。
既卒とは
既卒とは、企業から正社員の内定を得ないまま、高校や大学を卒業した人のことを指します。
日本では、就職活動を学生の間に行う「新卒(者)」が主流なので、新卒と区別するために「既卒(者)」という言葉が使われるようになりました。
フリーターも、学校を卒業後にアルバイトをしているのであれば、既卒者に含まれます。
学校を中退後にフリーターになった人は、既卒には含まれません。
先ほども書いたように、就職活動は新卒で行うのが一般的なので、既卒者の就職活動は企業が積極的に採用しないなどの理由から、難しくなることが多かったです。
新卒も既卒も知識や能力に変わりはないにも関わらず、就職活動での扱われ方が大きく違うことから、TVや書籍でも問題として取り上げられることが多くなり、既卒という言葉が就職活動業界の間でも一般的な言葉として定着していきました。
最近では、企業の既卒者への採用方針にも変化が出てきたため、以前に比べると既卒者の就職活動環境はよくなっています。
既卒になる理由
既卒になる理由には、
- 新卒時に就職活動をしても内定をもらえなかった
- 就職活動をしなかった
- 高度資格の勉強をしていた
- 公務員を目指していた
などさまざまです。
しかし、新卒時に就職が決まらなかった人や、勉強や受験をしていた人は、既卒になった時点で失敗や不合格を経験しているだけに、既卒として就職活動をはじめると真剣に取り組む人が多いです。
そういったことから、既卒者が就職活動をはじめると、案外早く就職が決まるケースも多く、既卒3年目以内に内定を得る人が多いです。
一方、既卒になってからアルバイトをしていたフリーターの人には、アルバイトをしているので、ある程度収入があり生活が安定しているので、就職活動をはじめても本気で取り組めない人が多いです。
ですので、フリーター経験者は就職活動が長引く場合があります。
こういった理由で就職活動に本気になれない人は、「フリーターをしている間は親に食費を払わなくてもよい?」をチェックしてみてください。
フリーターが、実際は非常に不安定な立場であることを実感して、就職活動に本気になれる人もいるはずです。
「既卒可」という表記がされた求人に、フリーターの人も応募してみよう
既卒という言葉が一般的に使われるようになってきてから、求人情報サイトによっては、「既卒可」という表記を求人情報につけるところが出てきました。
既卒可という表記がある求人は、既卒者が応募できる求人のことを指しているのですが、フリーターなど仕事経験の浅い人でも応募できます。
まだまだこういった表記がある求人は少ないですが、見つけた場合は、経歴に関わらず若い人を積極的に採用したいと考えている企業である可能性が高いので、応募してみるとよいでしょう。
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