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第二新卒とは?
最終更新日: 2017年9月19日
就職活動をする中で、「第二新卒」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
第二新卒とは、新卒から就職後、3年以内に早期離職し転職活動をしている人のことを指します。
フリーターもアルバイトとして働いているので第二新卒になる人もいると思うかもしれませんが、正社員として働いたことがある人だけを指していることが多いです。
第二新卒が注目されるようになった背景には、就職しても数年で辞める人が増えているからです。
大卒で3割、高卒で5割、中卒で7割の人が3年以内に離職するというデータもあります。
早期離職者が増えるのは、さまざまな理由がありますが、転職活動が一般的になってきたことも影響しています。
以前からも若者の早期離職率は高かったのですが、転職が普通になったことで、離職をすることに抵抗を感じる人が減ってきています。
第二新卒の転職環境
以前は、第二新卒などの早期離職者は、長く働くための忍耐力や継続力のない人と考える企業が多く、転職活動を行っても採用されるのが難しい状況にありました。
しかし、第二新卒者は、新卒時にビジネスマナーの研修を受けたり、ビジネスの基本が身についていたり、年齢が若いので知識や技術の吸収力が高いことから、新しい環境になじみやすいという特徴があります。
また、一度離職しているので、転職活動では慎重に企業を選ぶことや、二度目の転職活動はさすがに難しくなるので企業への定着率が高いといった特徴もあり、企業から評価を見なおされるようになりました。
特に中小企業では、新卒者を採用するのが難しいということもあり、第二新卒者を歓迎するケースが多いです。
こういった背景から、転職市場では、第二新卒が重宝されるようになり、今では求人情報に第二新卒歓迎の文字をいれる求人も多くなっています。
第二新卒者は景気回復初期に増える
第二新卒者は、景気が上向きになるタイミングで増える傾向にあります。
それまで続いた不景気の中で、採用されるのが難しく希望の企業から内定をもらえなかった人たちが、景気回復がはじまるとともに転職活動をはじめるからです。
景気回復がはじまると企業側も採用意欲が旺盛になるので、転職者をたくさん採用するので、両者にとってよい傾向が見られます。
ここ最近ではリーマンショック時に不本意就職した人が、アベノミクスによる景気回復とともに転職活動を行う傾向が見られます。
第二新卒の登場で変わる日本の雇用環境
第二新卒や転職者が転職しやすい環境が、日本でも定着しつつあります。
以前は、一度就職した企業に一生勤めるのがよいという考え方がありましたが、このような考え方が訂正されるようになってきました。
自らの能力や希望に合わせて企業を動いていく時代が、これからますまず広がっていくのかもしれません。
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