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フリーターが起業することは可能か?
最終更新日: 2017年9月19日
フリーターをしている人には、正社員就職するのではなく、起業をして働きたいと考える人もいます。
しかし、「起業には夢もあれば、大きな失敗をする可能性もある」ということはよく言われるので、本当に起業して生活することができるのだろうかと不安に思う人が多いです。
そこで、ここでは、フリーターからの起業について、「フリーターと正社員では、どちらが起業で有利なのか」「フリーターからスムーズに起業できるフランチャイズ」などの観点から見ていきましょう。
フリーターと正社員ではどちらが起業で有利?
起業を目指す人には、フリーターの人だけでなく、正社員をしている人の中にもたくさんいます。
一般的には正社員経験者のほうが起業で有利に思えるのですが、実際はどうなのでしょうか。
正社員をしている人は、ビジネスについての「知識」「経験」「技術」を、正社員の仕事を通して身につけられます。
それらの知識や経験は、起業をした後にも活かすことができるので、アルバイト経験しかない人より有利な立場に立てることが多いです。
しかし、正社員として得られる一般的な知識や経験は起業に役立つことが多いのですが、逆に、その知識や経験に足を引っ張られることもあります。
正社員として働くと、毎月決まった日に安定して給料が入ってきますが、起業をすると給料がもらえるかわからない不安定な中でうまく事業を運営しなければなりません。
また、正社員のように先輩や上司に相談することも難しくなるので、自分で考え実行し、成功しても、失敗しても、全ての責任を自分が負うという覚悟が必要になります。
このようなことを行わなければならないので、よい企業に勤めて割り振られた仕事をすることが多かった人などには、起業後すぐに耐えられなくなってしまい、事業をたたんで正社員に戻る人もいます。
正社員として築いた知識や経験は間違いなく起業に役に立ちますが、それだけでは起業をして事業を継続させていくには不十分なのです。
一方、フリーターの人が起業する場合、ビジネスについての「知識」「経験」「技術」をほとんど持っていません。
ですので、事業を軌道に乗せるには、事業を回す努力だけでなくビジネスについての勉強や技術を身につける努力も必要になり、かなり困難がともないます。
しかし、変に知識がなかったり、安定した仕事を経験していないので、逃げ場を確保せずに、事業に集中することができる人もいます。
起業家がよく言われる言葉に、「起業に成功、失敗は無い。続けるか、辞めるかの差だ」ということがあります。
事業をたたむケースには、事業を継続するための資金が無くなったというケースもありますが、それ以前に、起業をして事業を継続する覚悟が十分になく、楽なほうに逃げてしまう人が多いように思います。
フリーターと正社員では、スタートでは正社員のほうが断然有利ですが、長期的に考えると、どちらも「覚悟があるか」や「努力次第」ということになります。
フランチャイズを経験すれば、フリーターでも事業を回す知識を身につけられる
将来、起業をしたいという場合で、正社員になることは臨んでいないのでしたら、フランチャイズを利用して事業運営経験を積んでみてはいかがでしょうか。
フランチャイズとは、飲食店やコンビニ、ビジネスホテルなどの運営形式のことです。
フランチャイズ展開をしている企業と契約することで、「ビジネスに必要な仕組み」を売り上げの中からお金を払って本部から提供してもらい、店舗のオーナーは店の運営に集中することができます。
店舗のオーナーは、店長を雇って店の運営を任せることが多いので、まずはフリーターから店長として働かせてもらい、資金が貯まった時点で、自分の店舗を開いてオーナーになる道を選ぶことができます。
ビジネスには、利益を上げるための仕組みが必要ですが、フランチャイズ展開する企業は、すでに利益を上げるための仕組みを確立しているので、本社から提供された仕組みを利用することで、店の運営は比較的簡単にできます。
また、利益を上げるための仕組みを内部から見ることができるので、ビジネスに必要な知識を身につけたり、経験を積むことができます。
フリーターからビジネスを一からはじめることには困難をともなうので、一般的な起業の形とは違いますが、フランチャイズを利用した起業も検討してみるとよいでしょう。
若いと起業では不利になる?
皆さんの多くが20代の人だと思います。
若い人が起業を考えることは、新しい発想を世の中に提供できるので重要なことです。
しかし、一般的に若い人が起業をすると失敗することが多いです。
それは、なぜなのかというと、経験や知識が共に不足することに加えて、上記したようにビジネスに集中する覚悟ができていないからです。
むしろ、若い人には覚悟をするのが難しい環境があるといえます。
若いということは、体力もあり、知識を身につける意欲も旺盛な状態です。
こういった人たちには、企業からの求人も多く、起業など考えずとも、それなりの企業に勤めて生活していける可能性が高いです。
また、親の年齢も若いことが多いので、色々な面で支えてもらえるので、甘えてしまうこともあるでしょう。
しかし、起業をするということは、自分が中心になって、事業を永遠と回していくことであり、決定を下すときには人に意見を求めることができないことも多いです。
そして、決断をした結果が悪くても、親や上司が責任をとってくれるわけではありません。
このように、ある意味で困難なことを行わなければならない時に、色々な面で恵まれている若い人は、すぐに身を引いてしまうことが多いように思います。
あまり難しく考えすぎて起業に挑む人が減ってはいけないので、これ以上は書きませんが、若い人が起業するということは、それ以外の恵まれた環境を捨て去る覚悟も必要だと思っておきたいです。
まとめ
日本で起業家が生まれにくいのは、不景気だと言われても、他の国に比べればまだまだ恵まれた環境にあり、既存の企業に勤めて生活していける人が多いからだと思います。
そして、起業をする人が少ないために、起業家のための環境整備も乏しいのが実状です。
そのような中で起業家をもっと多く排出するためには、国が率先して、起業をする人が正社員になるよりもメリットが多くなる仕組みを用意することが必要です。
また、起業をした人が事業をたたんだ後にも、チャレンジする人の人材価値を認めて、採用する企業が増えることも必要なのだと思います。
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