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就職活動をするために、フリーターの間にどれくらい貯金しておけばよい?
最終更新日: 2017年10月26日
フリーターをしている人には、アルバイトを続けたまま就職活動を行う人が多いので、「就職活動のために貯金をする必要はない」と考える人もいます。
しかし、「初期費用」や「就職活動が長引いた時の思わぬ出費」の金額が高くなり、就職活動が続けられないという事態にもなりかねません。
そこで、ここでは、「就職活動を行うにはどれくらい費用がかかるのか」「フリーター期間にどれくらい貯金をすればよいのか」解説します。
就職活動費用は、居住地によって大きく変わる
就職活動の費用といえば、スーツ代や鞄代、履歴書代などがイメージされますが、それらは一時的な出費であったり、費用が少ない場合が多いので、それほど心配する必要はないです。
就職活動の費用で、大きな割合を占めるのは「交通費や宿泊費」です。
交通費や宿泊費は、住んでいる場所から就職活動を行うビジネス街までの距離で、大きく変動します。
地方に住んでいて、移動に新幹線を使ったり、宿泊するためにビジネスホテルを使う場合は、費用が高くなります。
一方で、都心部の郊外に住んでいて、1時間ほどでビジネス街に出られる人は、地方に住んでいる人に比べるとかなり費用を抑えて就職活動が行えます。
フリーターの人が就職活動を行う場合は、学生時代のように定期券を持っていない人がほとんどですから、交通費は全額自己負担をする必要があります。
ですので、就職活動を行う前には、主要な都市やビジネス街へ出るための費用を見積もっておき、3か月ほどの就職活動期間に必要な交通費をまかなえるかどうかを、調べておくとよいでしょう。
就職活動に必要な費用は、平均15万円
就職活動費用について行われた調査によると、就職が決まるまでに平均15万円ほどが必要になるケースが多いです。
ただし、あくまで平均的な費用なので、上記したように地方に住んでいて何度も都心部に出る必要があるなどの場合は、費用が数十万円におよぶこともあるので注意が必要です。
平均的な就職活動費用の内訳は以下のようになります。
<初期費用>
- スーツ、シャツ、靴下、靴、鞄、ネクタイなど・・・約5万円
- 履歴書、写真、文房具、その他雑費・・・約2万円
<就職活動期間の長さによって変動する費用>
- 交通費、宿泊費・・・約5万円
- 飲食費・・・約2万円
最近では、仕事をはじめてからも使えるように、よいスーツやシャツ、鞄、時計などを買う人も増えているので、そういった場合は初期費用がさらに高くなります。
スーツなどは、量販店に行けば、安いものから高いものまで幅広くそろっているので、貯金額と相談しながら決めるとよいでしょう。
交通費は、バスなら回数券を使ったり、遠距離の場合は深夜バスを使ったりするなど、工夫をすることで費用を抑えることが可能です。
フリーターは、アルバイトで15万円貯金しよう
就職活動のために貯金をどれくらいするかですが、平均の就職活動費用を参考にすると、15万円貯めておくとよいでしょう。
15万円であれば、アルバイトを数ヶ月すると貯められる人も多いと思います。
また、どうしても就職活動費用を貯めることができないのであれば、親に相談をして、費用を出してもらうか、ひとまず借りておいて就職後に返すとよいでしょう。
就職活動費用について、問題になるケースが多いのが、就職活動が長引いて就職活動に必要な費用がなくなることです。
費用が足りなくなると、またアルバイトをして貯めてから就職活動をしなければならず、就職活動への熱意が冷めてしまうので、15万円より少し多めに貯金しておくのもよいでしょう。
まとめ
今現在アルバイトをしている人は、アルバイトを続けながら就職活動を行うか、辞めてから就職活動を行うか、を決める必要が出てくる人もいるかもしれません。
就職活動を行う際に、アルバイトをどうするのかについて、以下の記事で解説しているので、こちらもチェックしてみてください。
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