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求人情報と面接で得た情報の活用術
最終更新日:2018年4月20日
就職活動を続けていると、さまざまな情報があふれてきます。
必要な情報もあれば、いらない情報もたくさんあるので、情報を整理しているかどうかで内定をもらえる確率が大きく変わる可能性があります。
例えば、就職活動の面接で得た情報や経験談を、その都度ノートにメモしておくと、企業に応募するごとに活用できるので、就職活動を有利に進められます。
ここでは、「求人情報と面接で得た情報の活用術」について詳しく解説していくので、参考にしてください。
求人情報の志望度順位リストを作る
就職活動で得られる情報の中で、重要度が高いのが求人情報です。
求人情報サイトを見て、見つかった企業から応募している人もいるかもしれませんが、先にある程度求人情報をピックアップして、志望度の高さで順位を付けておくと、効率よく応募することができます。
志望度を「高」「中」「低」の三つに分けて、その中に見つけた求人を仕分けしていきましょう。
そして、どのような順序で応募してくのかを考えてみましょう。
就職活動をはじめた当初は、就職活動のコツを身につけていないので、その時点で志望度の高い企業に応募しては不採用になる可能性が高いので、もったいないです。
逆に志望度の高い企業を最後にとっておいても、それまでに何度も採用をお断りされているので自信を失っている可能性があります。
また、闇雲に応募していると、内定をもらった後に良い求人が見つかってしまい、せっかくもらった内定を辞退しなければならないということにもなりかねません。
ですので、志望度で三つに分けた求人を、以下の順番で応募していくとよいでしょう。
- 「就職活動をはじめた時」志望度が低い求人に応募
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まずは、最も志望度の低い企業に応募します。
就職活動をはじめたころは、経験が浅いため、応募書類に不備があったり、面接で自分の力を発揮できないことが多いからです。
そのような場合、なかなか内定がもらえないので、志望度の低い企業で、就職活動に慣れましょう。 - 「就職活動に慣れてきた時」志望度が高い求人に応募
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次は、最も志望度の高い企業に応募します。
志望度の低い企業の採用選考を通して、就職活動の流れを理解し、応募書類の書き方や面接のコツがつかめて、内定を勝ち取る方法がわかってきたと思います。
それらの経験を活かして、内定を狙っていきましょう。 - 「なかなか内定がもらえない時」志望度が中位の求人に応募
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最後に、志望度が中位の企業に応募します。
志望度が高い企業は、他の応募者にも人気があり、競争倍率が高い可能性があります。
内定を勝ち取る最終手段として、少し志望度の順位を下げて、志望度が中位の企業に応募することで内定を決めましょう。
このように、求人情報に優先順位をつけて応募すると、効率よく就職活動を進められるので、はじめに志望度順位リストを作成するとよいでしょう。
面接で得た情報や手応えを、日記にまとめる
就職活動を進める中で、面接には何度も参加しますが、面接の中で得た情報も重要ですので、家に帰ってから「面接ノート」に面接での経験をまとめるとよいです。
同じ業界の企業であれば、面接時の質問が共通するケースが多いので、「質問内容」を記録しておき、次の企業の面接に備えて想定回答を用意しておくとよいです。
また、「面接で上手くいったこと」「面接で失敗したこと」「面接で注意すること」などについてもまとめておくと、今後の面接で活かせます。
面接を受けた際の面接官や企業の印象をノートに記録しておくと、内定が出た場合に、入社するかどうかの判断材料として利用できます。
以下に具体的な記入例を紹介しますので、参考にしながら自分でも面接ノートを作ってみましょう。
質問内容
- 「なぜ大学を辞められたのですか。」
- 「正社員で働きたい理由は何ですか。」
- 「なぜ当社を選ばれたのですか。」
- 「アルバイトを転々としていますが、当社で長く働いていただくことはできますか。」
- 「100万円あったら何に使いますか。」
- 「自分にキャッチコピーをつけてください。」
- 「よく見るテレビ番組は何ですか。」
面接の形式と経験談
- 「応募者4人のグループ面接。緊張感が高まってしまい、思っていたことを話せないまま終わってしまった。」
- 「応募者2人が一緒に面接を受ける形。答える順番が後者だったので、意見がかぶってしまい、とっさに他の内容が出てこなかった。」
- 「採用担当者が4人応募者1人の面接。面接官が多かったので、頭が真っ白になり質問に上手く答えられなかった。」
面接で上手くいったことの例
- 「大学中退者が必ず聞かれる、「大学中退理由」と「志望動機」をきちんと話せるようにしていたので、会話が詰まらなかった。」
- 「入室と退室時に、大きな声であいさつができた。」
- 「面接日までに面接会場へ行き、電車の時間や、歩く時間などを計測していたので、当日慌てずに済んだ。」
- 「人材紹介会社で、模擬面接の練習を何度もしたので、本番は話すことに対して余裕ができた。」
面接で失敗したことの例
- 「志望度が低かったため、企業研究が浅く、応募企業についての質問をされたが、きちんと答えられなかった。」
- 「人見知りな性格なので、面接の際に、採用担当者の目を見て話せなかった。」
- 「電車の乗り継ぎがスムーズに行かず、面接時間ギリギリになってしまい、汗だくで会社に駆け込んでしまった。」
- 「携帯の電源を切っていなかったため、面接中にメールの着信音が鳴り響いてしまった。」
面接の身だしなみで注意すること
- 「ヘアスタイルがさっぱりしているか。」
- 「スーツがきれいで、シャツにもアイロンがかけられているか。」
面接官と企業の印象
- 「面接官が2つ年齢が高い先輩になる可能性のある人だった。親しく話してくれて好印象だった。」
- 「面接会場の道を訪ねた社員さんが丁寧に案内してくれた。よい印象を受けた。」
- 「本社の建物が老朽化していて、ここで働くのは少し嫌だと感じた。」
- 「働くことになる事業所が駅から徒歩3分で便利な場所にあった」
面接に参加しても、「駄目だった」「よかった」というような感想しか持たない人も多いので、このような形でノートにまとめて整理しておくと、選考で有利になったり、企業選びで失敗しない可能性を高められます。
履歴書のコピーや企業パンフレットを活用しよう
履歴書のコピーや企業パンフレットなどの情報も、就職活動を続けていると貯まってきますが、それらをファイルで整理して取っておくとよいです。
それぞれ活用できることがあるので、一つづつみていきましょう。
- 履歴書のコピー
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履歴書のコピーを保存しておく最大のメリットは、別の企業の履歴書を書く際に参考にできるので、履歴書作成時間を短くできる点です。
履歴書は何枚も書くので、時間が取られると就職活動の妨げになるので、履歴書のコピーを保存しておいて就職活動に上手く活用しましょう。
なかなか内定がもらえない場合には、履歴書の内容に原因がある場合があるので、履歴書を見直し改善点を探るために活用できます。 - 企業パンフレット
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企業パンフレットは、もらった時点では応募する気持ちがなかった企業に、後々応募することがあります。
その際は、すぐに会社概要などを確認できるので、企業研究がしやすく、応募書類を作成しやすくなります。
応募企業が同業他社の場合は、比較材料にできるので、応募の際にパンフレットがあると便利です。
就職活動期間は、長くても半年から1年程度だと思いますので、その中で得た情報はなるべく全て取っておいて、整理し、見やすい状態にしておくとよいでしょう。
それぞれを上手く活用して、早期に内定を勝ち取りましょう。
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岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
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