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大学中退者は中途と新卒どちらの求人が就職できる?ブラック企業の特徴と未経験歓迎の優良企業の探し方も紹介

最終更新日:2024年6月6日

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大学中退者が就職する場合、応募する求人には新卒採用求人と中途採用求人がありますが、どちらに応募すべきかわからないという人は多いです。

また、できるだけブラック企業を避けて、安心して働き続けられる優良企業に就職したいと考える人がほとんどでしょう。

ここでは、大学中退者が応募すべき求人や、ブラック企業、優良企業の特徴を解説して、優良企業の求人を見つける具体的な方法を紹介していきます。

大学中退者の就職方法

大学中退者の就職方法やおすすめ職種13選、体験談などは以下の記事で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

大学中退就職ガイドのアイキャッチ画像大学中退者の就職方法。おすすめ13職種と求人、体験談も紹介

2024年最新版!大学中退者に人気の就職サイトBEST3

大学中退者が使っている就職サイト(就職エージェントと求人サイト)を、人気順に3位まで紹介します。
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求職者と年齢が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれ、未経験から応募できる求人を紹介してくれます。

大学中退者におすすめの就職サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。

大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選のアイキャッチ画像大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選

1. 大学中退者が応募する求人は新卒と中途どっち?

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1-1. 新卒採用と中途採用の違い

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多くの求人サイトは新卒採用か中途採用のいずれかに特化していますが、なんとなくでしか違いを分かっていないという人もいるのではないでしょうか。

そこでここでは新卒採用と中途採用の違いを見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用は、基本的に卒業見込みの学生でアルバイト以外で初めて社会で働く人を対象としていますが、国の方針で卒業後3年までは新卒採用に応募することができるようになりました。

社会人経験が少ないことが前提なので、即戦力になる知識やスキルよりも、入社後に成長し会社に貢献してくれる人材かを性格や学力から判断して採用されます。

学校の卒業月である3、4月入社を予定して採用活動が行われ、企業ごとに決められたその年の採用人数が一括で採用されます。

中途採用

一方で中途採用は、社会人経験がなければ利用できないと考える人が多いですが、募集対象は広く、フリーターをしていた人や大学中退者など、社会人経験のない人向けの求人もたくさんあります。

新卒採用が一括で採用されるのに対し、中途採用は特定のポジションに人材が必要な時に、そのポジションに合う人材だけが採用されます。

そのため各企業ごとの募集人数は新卒と比べて少ないですが、365日いつでも応募できる求人があること、新卒の採用活動は行っていない中小企業求人と多く出会えることが中途採用の魅力です。

通常は短期間で内定を出して採用活動は終了しますが、求める人材を見つけられるまで採用活動を続ける企業もあります。

1-2. 大学中退者は中途採用枠の「未経験歓迎」「学歴不問」求人に応募する

大学中退者は中途採用枠の「未経験歓迎」「学歴不問」求人に応募するのアイキャッチ画像

ここまで、新卒採用と中途採用の違いを解説しました。

上記でお伝えした通り、高校を卒業してから3年以上経っていなければ、大学中退していても新卒採用に応募することができます

新卒採用はスキルよりも将来性を重視するので、社会人経験のない大学中退者にとってはありがたい採用基準ですが、今年卒業予定の新卒だけを求めている企業も多く、応募者もほとんど今年卒業予定の学生です。

既卒を歓迎している企業でも、大学中退者は少しイレギュラーな存在となってしまい、初めから相手にしてもらえないこともあります。

一方中途採用は、経験者を求める求人も未経験歓迎求人もたくさんあり、企業によって求める人材の幅が広いのが特徴です。

応募者の経歴もさまざまなので、大学中退していても新卒採用のように浮いてしまうことはありません。

ただし、職歴のない大学中退者は、経験者を募集している求人に応募するのではなく、中途採用の中でも「未経験歓迎」かつ、「学歴不問」もしくは「高卒以上」と書かれた求人に応募していくことがおすすめです。

一般的に中途採用では前職の経験やスキルが重視されますが、このような求人では新卒と同じように今後の成長を見込んで採用するケースが多いので、大学中退していて経験がなくても採用される可能性が高いです。

1-3. 中途採用求人で「未経験歓迎」「学歴不問」にする意図は?

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大学中退者には、中途採用の中の「未経験歓迎」「学歴不問」求人がおすすめと解説しましたが、そのような求人は人気のない企業なのでは?労働環境が良くないのでは?と心配する人もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、中途採用求人で「未経験歓迎」「学歴不問」としている企業にはどのような意図があるのか、3つのパターンを解説していきます。

未経験で学力がなくても始めやすい仕事のため
専門的な知識や技術、経験がなくても始めやすい仕事の場合、未経験でも社風に合う人材を選びたいという意図で間口を広く設定しています。
中途採用でも研修制度が整っている
一般的に中途採用は社会人経験のある人が多いため、新卒採用よりも研修期間が少ないことが多いです。

しかし、その企業の文化や社風を浸透させたい場合や、知識や技術が必要な場合に、中途も新卒と同じだけしっかりと研修を行っている企業もあります。

そのような企業では、未経験でも研修で知識や技術を身に着けることができるので、新卒と同じように今後の成長を期待して中途採用を行っています。
応募者数を増やしたい
本来は経験者や大卒以上が好ましいものの、たくさんの人材を確保したい場合や、労働条件が厳しく応募が集まらない場合に、応募条件を低く設定することがあります。

このような企業では、経験者や大卒者が応募してきた場合にはそちらが優遇されることもあります。

このように、「未経験歓迎」「学歴不問」と書かれている求人でも、企業によって意図は少しずつ違います。

労働条件が厳しく人が集まらない企業も一部ありますが、ほとんどはきちんとした理由があって間口を広げているので、安心して応募してください。

中退者向け就職エージェントと求人サイト

大学中退者を積極採用している優良企業の求人を紹介してくれる就職エージェントや、「未経験歓迎」「学歴不問」の求人が多く集まる求人サイトを以下の記事で紹介しています。

どのサイトも無料で利用できるので、ぜひ活用してみてください。

大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選のアイキャッチ画像大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選

2. 大学中退者が気を付けるべきブラック企業求人の特徴

大学中退者が気を付けるべきブラック企業求人の特徴のイメージ画像

2-1. そもそもブラック企業とは?

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実はブラック企業には明確な定義がありませんが、「労働条件に関する総合情報サイト|厚生労働省」では、一般的なブラック企業の特徴として以下が挙げられています。

  • 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  • 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
  • このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

大学中退者は就職活動が長引くことも多く、「入社できるならなんでもいいや...」となげやりになってしまう人も少なくありません。

しかし、上記のような企業では、多くの人が長く働くことができず、早期退職に繋がってしまいます。

大学中退に早期退職が重なると、さらに就職が厳しくなる可能性が高いので、ここから解説するブラック企業の特徴に当てはまる場合は慎重に企業を見極めましょう。

2-2. 給与が高すぎたり、幅がある

給与が高すぎたり、幅があるのアイキャッチ画像

求人情報に載っている給与が同じ業種・職種と比べて高すぎたり、初任給18万~35万円など金額に幅がありすぎる求人には注意しましょう。

業種・職種によって給与には相場があり、相場を大きく上回る給与には、長時間労働ですでに残業代が含まれているなど理由があることが多いです。

また、給与に幅がある場合は、残業代や過剰なノルマを達成すると貰えるインセンティブを想定していることが多いです。

求人情報を読み込み、給与が高いことや幅がある理由について、

  • 3年以上の経験者は20万円以上支給
  • ○○の資格保持者は資格手当として別途2万円支給

など明確に書かれている場合はブラック企業ではない可能性も高いです。

経験も資格もない人に高い給与を提示している企業に注意しましょう。

2-3. 明確な仕事内容ではなく、「夢」「やりがい」という言葉が多く使われている

明確な仕事内容ではなく、「夢」「やりがい」という言葉が多く使われているのアイキャッチ画像

きちんとした企業の求人では、一日の仕事の流れが書かれていたり、仕事内容が明確なことが多いです。

一方、仕事内容が分かりにくかったり、「夢」「やりがい」「アットホーム」といった言葉が多用されている求人には注意しましょう。

仕事内容を明確に書かないのは、例えば営業事務と書いていても実際にはほとんど営業の仕事だったり、営業職は飛び込み営業がほとんどだったりと、詳細を書くと応募者が集まらない場合に多いです。

「夢」「やりがい」「アットホーム」という言葉は聞こえは良いですが、詳細を書けない過酷な労働条件の求人によく使用されます。

ただし、本当に穏やかな雰囲気の企業が「アットホーム」と記載していることもあるので、「夢」「やりがい」「アットホーム」などの言葉が使われている=ブラック企業と決めつけるのはやめましょう

あまりに多用されている場合はブラック企業の可能性が高いですが、気になる求人であれば一度面接に行ってみて、威圧感がないか、質問に真摯に答えてくれるかを確認しましょう。

2-4. 面接がほとんど雑談

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入社後に長く働いてほしいと考える企業では、応募者の人間性を知るためにたくさん質問をしたり、仕事内容に相違がないように業務内容の確認を行います。

一方、ブラック企業では、

  • 離職者が多いため常に人手が足りず、どんな人でもとにかく働いてほしい
  • すぐに辞めてしまう人がいることを想定してたくさん採用したい
  • 激務のため業務内容を詳しく話してしまうと入社してもらえない

という理由から、面接の内容が雑談ばかりで応募者を知ろうとしなかったり、業務内容についての確認があまりされないことが多いです。

面接官がフランクで話しやすくても、それだけで働きやすい企業と決めつけるのではなく、自分のことを知ろうとしてくれているか、業務について説明があるかを確認しましょう。

2-5. 厳しい労働環境を当たり前のように説明する

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業務内容について曖昧な企業は注意が必要ですが、厳しい労働環境を当たり前のように説明してくる企業もブラック企業の可能性が高いです。

例えば、

「毎日300件以上営業の電話をかけないといけませんがあなたにできますか?」

「ノルマを達成できない場合は深夜まで残ってもらうこともあります。強制ではなく絶対達成するという意志が高いのでみんな自主的に残ってますよ」

など一般的に考えてやりたくないと思うような内容を当たり前のように説明してくる企業には注意しましょう。

その企業の体質が染みついている面接官の場合、面接官もそれが当たり前と考えていてブラック企業という自覚がないこともあります。

2-6. 即日内定が出る

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中途採用は面接が一回だけという企業も少なくありませんが、面接の場で内定を出す、面接を受けた日に内定の電話がかかってくる企業には注意しましょう。

離職者の多いブラック企業は常に人材が足りていないため、とにかく早く人材を補いたいという思いで即日内定を出すことが多いです。

早く内定を出すことで、応募者が他の企業に流れないようにしたり、深く考えさせないようにするという意図があります。

3. 大学中退者が積極的に応募すべき優良企業求人の特徴

大学中退者が積極的に応募すべき優良企業求人の特徴のアイキャッチ画像

3-1. そもそも優良企業とは?

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ブラック企業同様、優良企業にも明確な定義はありませんが、

  • 残業時間が少ない、年間休日が多いなど、労働環境が健全
  • パワハラやセクハラがない、コミュニケーションの取りやすい職場など、対人関係のストレスが少ない
  • 住宅補助・産休育休・介護休暇・資格取得補助など福利厚生が充実している

など、労働条件・労働環境がよく、続けやすい職場であることが一般的に挙げられます。

ここからは、そのような優良企業求人の特徴を解説していきます。

3-2. 離職率の低さを確認できる

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優良企業は、安定した生活が送れるだけの給与が貰えたり、休日がきちんと確保できたり、労働条件が整っていて過剰な残業を強いられないなど、長く続けやすい環境です。

そのため社員が不満を持つことが少なく、長く続ける人が多いです。

離職率の低さは、就職四季報という本や、その企業を紹介してくれた就職エージェントの担当者やハローワークの担当者から確認できます。

また、その企業の現社員・元社員の口コミが見れるサイトがあり、口コミで長く働ける環境を評価されている企業は優良企業と考えられるでしょう。

就職四季報や就職エージェント、口コミサイトについては、この下で詳しく解説しているので良ければ確認してください。

3-3. 昇給賞与について明確な記載がある

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優良企業の求人情報では、

「賞与は年2回、前年は計5か月分支給実績あり」

というように、昇給制度や賞与について明確に記載されていることが多いです。

明確に書けるくらい制度がきちんとしているので、隠す必要がありません。

また、長く勤めれば収入が上がることを示すために、

「入社5年目30代女性社員 年収480万円」

など、入社年数別や年代別の年収モデルが書かれていることも多いです。

3-4. 事業に将来性がある

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現在だけでなく、今後も高い需要が見込める企業の場合、倒産やリストラの心配が少なく、事業が拡大すれば昇給の可能性も高いです。

  • トレンドが終われば需要がなくなる事業ではないか
  • 需要が下降気味の事業ではないか
  • 同業他社にはない強みがあるか

といった点から、事業に将来性があるかを確認しましょう。

4. 大学中退者が未経験歓迎の優良企業求人を見つける方法

4-1. 就職エージェントを利用する

就職エージェントを利用するのイメージ画像

就職エージェントは、専任のアドバイザーが求人紹介や面接対策など就職活動を支援してくれるサービスです。

就職エージェントでは、担当者との面談で利用者の適正や希望条件などを聞き出し、その人に合った求人を紹介してくれます。

就職エージェントには、キャリアがある人向けや既卒向けなどさまざまな種類がありますが、大学中退者は大学中退者のように未経験者の就職に強いエージェントを選ぶことが大切です。

ここでは未経験者に強いエージェントの中でも特におすすめのエージェントを2つ紹介します。

ジェイック就職カレッジ
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ジェイック就職カレッジは、就職成功率81.1%(大学中退者に限ると90.7%)、就職先定着率91.5%の実績を出している、大学中退者やフリーターの就職に特化した就職エージェントです。

ジェイック就職カレッジの特徴は、就職エージェントの中で唯一、大学中退者に特化した就職講座が用意されているところです。
  • 大学中退者向けの履歴書、面接対策
  • 大学中退者が就職活動でつまづきやすいポイントの解説
  • ビジネスマナー対策
などを無料で教えてくれる上、この講座を受けた人は、書類選考なしで大学中退者・未経験歓迎企業との面接に進むことができます。

紹介される求人は、ブラック企業を排除した正社員求人のみなので、正社員として安定して働きたい人はぜひ利用してください。

今現在、全てのサービスをオンラインで利用することができます

取り扱い求人の勤務地:全国に対応

>>ジェイック就職カレッジ公式サイトへ

第二新卒エージェントneo
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第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就職・転職支援を行うエージェントで、求職者との面談実績件数は34,000件に達します。

第二新卒とは、一度企業に入社したものの短期間で離職した人を指しますが、そのような仕事経験の浅い人の転職サポートを行っています。

第二新卒以外にフリーターや内定を得ないまま学校を卒業した既卒者などの就職支援も行っており、このような職務経験のない人の就職支援実績だけで10,000人を超えます

仕事経験の浅い人や職務経験のない人向けに、安心して働き続けられる企業の紹介や、一人一人に合わせた履歴書、面接対策を行ってもらえるので、大学中退者にも役立つ人気のサービスです。

取り扱い求人の勤務地:全国に対応

>>第二新卒AGENTneo公式サイトへ

全てのおすすめ就職エージェントを見たい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選のアイキャッチ画像大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選

4-2. ハローワークのわかもの支援を利用する

ハローワークのわかもの支援を利用するのイメージ画像

ハローワークでは、「わかものハローワーク」「わかもの支援コーナー」「わかもの支援窓口」といった名称で、「就業経験が少ない」「様々な事情で離職転職を繰り返している」といった45歳未満の方を対象に、正社員就職に向けた支援を行っています。

通常のハローワークより相談に時間を割いてもらえたり、履歴書の書き方や模擬面接なども行っているので、就職活動に慣れていない大学中退者におすすめのサービスです。

全国のハローワークは予約なしで誰でも利用することができ、未経験歓迎の求人も多いので、気軽に利用してみてください。

ただし、ハローワークだけを利用して就職活動を行ってしまうと、求人が偏ってしまったり、インターネットを通しての求人情報が得られないことも考えられるので、就職エージェントと併用することをおすすめします。

4-3. 未経験歓迎求人の多い求人サイトを利用する

未経験歓迎求人の多い求人サイトを利用するのアイキャッチ画像

就職活動に求人サイトの利用は欠かせませんが、数ある求人サイトの中でも、大学中退者は未経験歓迎求人の多い求人サイトを利用しましょう。

基本的に大学中退者が応募できるのは未経験歓迎の求人だけなので、経験者を求めている求人が多いサイトを利用しても応募できる求人が限られてしまいます。

しかし、未経験歓迎の優良企業求人は未経験歓迎求人の多いサイトに集中している傾向があるので、未経験歓迎求人の多いサイトには、少ないブラック企業求人に対して多くの優良企業求人が載っています。

未経験歓迎求人の多いサイトのおすすめは、求人数ナンバー1で、未経験歓迎求人も豊富に揃っているリクナビNEXTです。

リクナビNEXTの「スカウト機能」では、大学中退などの学歴関係なく企業が採用選考に参加してほしいと思った人にオファーを届けてくれて、オファーが来た求人は書類選考が免除されるので、効率よく求人を探すことができます。

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>>リクナビNEXT公式サイトへ

4-4. 就職四季報で情報収集する

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就職四季報とは、企業の給与、3年後離職率、有給消化率、求める人物像、月平均残業時間などが詳しく書かれている本です。

求人情報や企業のホームページには載っていない情報が得られるので、入社後のギャップが少ないというメリットがあります。

3年後離職率が高い、もしくは開示していない企業の場合、労働環境が厳しく続けにくいかもしれないということが分かります。

厚生労働省の調査によると、2016年度の3年後離職率は大卒で32%となっているので、これより離職率が高い企業は注意が必要です。(厚生労働省 新規学卒者の離職状況

ただし、自分の入社したい企業が掲載されているとは限らないので、あくまでまだ業界を絞っていない段階で、さまざまな企業の実態が知りたい、働きたい企業を探したいという人におすすめです。

4-5. 口コミサイトでリアルな声を聞く

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現社員・元社員による企業の口コミが見られるサイトがあります。

待遇への満足度や実力主義かどうかなど、さまざまな角度で評価されていて、

「残業時間は多いが同業他社と比べて年収は良いほうだと思う」

「福利厚生は良いが月給が低い。残業代がほとんど出ない」

など、その企業の優れているところや残念なところを明確に知ることができます。

現社員・元社員のリアルな声を知ることで、実際に働ている姿を想像しやすく、就職後ギャップを感じにくいです。

同じ企業でも仕事内容や人間関係が違うので、優良企業でも低評価の口コミもありますが、ブラック企業の場合、ほとんどの社員が不満を書いていることが多いです。

中小企業は口コミサイトに登録されていない場合もありますが、Googleで口コミが出てくることもあるので、一度企業名で検索してみてください。

4-6. 国が認めた優良中小企業をチェックする

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大企業の魅力を伝える情報はたくさんあっても、中小企業の魅力を伝える情報は見つけにくいものです。

良い企業かどうかは実際に入社してみないと分からない部分もありますが、国が様々な形で優良中小企業を表彰しているので、そういった情報を活用するとよい中小企業が見つけやすくなるはずです。

ここでは、国が行っている企業の表彰制度について紹介していきますので、参考にしてみてください。

グッドカンパニー大賞
公益社団法人中小企業研究センターが1967年から行っている、日本で最も古い中小企業を表彰する制度。

1967年から毎年13企業ほどが賞をもらっており、これまでに合計541社が表彰されています。

1996年からは技術開発奨励賞が新しく設立されて、IT関連の企業も表彰されるケースが増えてきています。

信頼と実績、両方を兼ね備えた賞ですので、優良中小企業を探す際に活用することができるでしょう。

グッドカンパニー大賞公式ページ
はばたく中小企業・小規模事業者300社
経済産業省が中小企業・小規模事業者300社を表彰する制度で、「生産性向上」「需要獲得」「担い手確保」の3つの分野が軸となっています。

事業継承、働き方改革、IT利活用などに取り組み、将来の飛躍が期待できる企業が選ばれているので、中小企業・小規模事業者でも事業が拡大していく可能性が高いです。 中小企業庁:「はばたく中小企業・小規模事業者300社」2020 (meti.go.jp)
中小企業IT経営力大賞
中小企業IT経営力大賞はITの力を使って、経営を効率化したり、強化をしている企業を表彰しています。

ここで紹介されている企業は、他の企業がITを経営に導入する際のモデル企業となります。

ITをいち早く導入して経営を行っているということは、それだけ経営力の高さや経営スピードの速さがあるということですので、優良企業である可能性が高いといえるでしょう。

2008年から2014年までのデータがあります。

中小企業IT経営力大賞 | 経済産業省 中小企業庁 (mirasapo-plus.go.jp)
おもてなし経営企業選
おもてなし経営企業とは、地域や顧客に密着したサービスを行うことで価格競争を避けながら、競争力を持っている企業を紹介しています。

紹介されている企業には、サービス業の企業が多いですが、その他の業種の企業も、顧客向けの充実したサービスを提供しているということで選ばれています。

技術力の高さから企業が取り上げられることは多いですが、サービス力の高さで企業を取り上げるこういった情報は他ではあまりないかもしれません。

平成24年から平成26年までのデータが掲載されています。

おもてなし経営企業選 | 経済産業省 中小企業庁 (mirasapo-plus.go.jp)
くるみん認定
女性の社会参加が進む中で、女性が働きやすい仕事場がもとめられています。

くるみん認定では、子育てサポート企業を厚生労働大臣が認定しています。

くるみん認定を受けると、くるみんマークという証が利用できるようになり、平成28年6月現在で2,570社が認定をうけています。

さらに高い水準の取り組みを行っている企業には、プラチナくるみん認定が平成28年6月末時点で94社に与えられています。

女性の働きやすい環境は、女性だけでなく男性にも働きやすい職場といえるので、男性も参考にしてみるとよいでしょう。

くるみん認定公式ページ

表彰されている企業に応募するには?

表彰されている企業に応募するには、企業の名前を検索エンジンなどで検索して、企業のホームページをまずはチェックしてみましょう。

企業ホームページで採用情報をチェックすれば、今現在採用が行われているのかどうかがわかります。

採用情報には新卒採用と中途採用の情報が掲載されています。

新卒採用で応募できるのか中途採用になるのかは企業によって違うので、企業に電話をして確認するようにしましょう。

電話を掛ける際にはマナーに気をつける必要があるので「就職活動での電話マナー」もチェックしてみてください。

5. 大学中退で資格なしでも優良企業に採用される?

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ここまで優良企業の特徴や見つけ方について解説しました。

しかし「優良企業を見つけたとして、大学中退者が入社できるの?」「大学中退で資格もない自分は採用されないのでは?」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。

しかし文部科学省が2014年に行った調査によると、1年間で7万9,311人もの人が大学を中退しており、決して珍しいことではありません。

大学中退理由についてきちんと説明することができれば、企業も理解してくれるので、大学中退しているからと言って引け目を感じすぎずに、前向きに就職活動を行いましょう。

また資格の有無を気にする人も多いですが、難易度の高い資格や、仕事に直結する資格でない限りさほど影響力はありません。

もちろん持っていれば武器にはなりますが、重要視されるのは資格よりも人間性です。

資格を持っていないことで自信を失くす必要はありませんが「手に職を付けたい」「資格がないとできない仕事がしたい」という人は、以下の記事で就職活動に役立つ資格について詳しく解説しているので、はチェックしてみてください。

大学中退者の就職に役立つ11個の資格大学中退者の就職に役立つ11個の資格

2024年最新版!大学中退者に人気の就職サイトBEST3

大学中退者が使っている就職サイト(就職エージェントと求人サイト)を、人気順に3位まで紹介します。
※ランキング調査期間:2024年4月1日~2024年5月1日

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ジェイック就職カレッジは、就職成功率81.1%(大学中退者に限ると90.7%)の実績を持つ就職エージェントです。

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ハタラクティブ
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大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選のアイキャッチ画像大学中退者におすすめの就職エージェントと求人サイト18選

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また必要な方には、中退者が応募できる未経験歓迎の正社員求人を紹介することもできます。

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中退者向けカジュアル就職相談窓口のアイキャッチ画像中退者向けカジュアル就職相談窓口

記事の監修者

岸 憲太郎

・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業

人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
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