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面接後に「質問はありませんか?」と聞かれたら、質問をした方が評価がよくなるのでしょうか?
最終更新日:2024年6月11日
面接が終わった後に必ず聞かれるのが「何か質問はありませんか?」という質問です。
この質問をされた時には、どのような質問をすればよいのでしょうか、また、質問をした方が評価が高くなるのでしょうか。
1. 質問がないのなら無理に質問をする必要はない
「質問はありませんか?」と聞かれると、面接を受ける側は「質問をすべきか」「すべきでないのか」「評価がどうなるのか」といったことを色々と考えてしまいがちです。
しかし面接官からすると、この質問は形式上聞いている部分もあるので、無理にでも何か質問をしなければと考える必要はありません。
面接時間の間に伝えたいことを伝え、聞きたいことも聞けて満足しているのでしたら「特にありません」と答えて大丈夫です。
逆に面接時間は自己PRに使ったので質問ができなかったというような場合は、このような機会を利用すべきです。
質問内容によっては評価を上げられる可能性もありますが、それはその他の面接時間にでも行えることですので、質問時間に無理に評価を上げることを考える必要はないでしょう。
2. どういった質問をすべきか?
質問したいことがたくさんあるという人もいると思いますが、どんなことでも質問してよいというわけではありません。
特に待遇面での質問は敬遠する面接官が多く、うまく質問しないと印象を悪くする可能性もあります。
待遇面の質問には
- 給料についての質問
- 残業代、残業時間についての質問
- 有給休暇についての質問
- 育児休暇についての質問
などがあります。
本来であれば労働契約を結ぶために面接を受けているのですから、内定をもらう前に、こういった内容をはっきりさせておくべきなのですが、日本では面接の段階ではこのような質問をしないのが慣例になっています。
このような質問をする人は、仕事で会社に貢献することよりも、自らの得られる報酬や福利厚生のことを優先するのだと見なされてしまいます。
中には労働条件をきっちり詰めておくことが大事と考えている採用担当者もいますが、まだまだ待遇面の質問を敬遠する人は多いので、質問をする際には十分印象に配慮するようにしましょう。
逆に報酬や条件についての質問以外なら質問がしやすいといえます。
- 仕事内容についての質問
- 職種についての質問
- 必要な資格や技術についての質問
このような質問をすれば「自分が考えている仕事内容と合っているのか」「必要な技術はどのようなものか」を確かめられますし、仕事への意欲を伝えることもできます。
3. まとめ
「質問はありませんか?」という質問は面接の終了の合図でもあるので、特に質問がなければ面接のお礼をいっておくのもよいでしょう。
聞きたいことがないのに無理して質問するより、お礼をいって印象よく面接を終えたほう結果的によい評価となるでしょう。
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岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
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15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
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