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大学中退者は就職エージェントを利用できるのか?
最終更新日:2022年11月27日
大学中退後、いざ就職活動をしようと思っても、
- 自分の適性に合った仕事が分からない
- 具体的にどう行動すればいいか分からない
など、就職活動の悩みを抱えている人は少なくありません。
そのように就職活動で困ったとき、就職エージェントは心強いパートナーとして様々なサポートをしてくれます。
学校からのサポートが無い分、どうしても情報が不足してしまいがちな大学中退者こそ就職エージェントからのサポートを受けたいところですが、大学中退者も就職エージェントは利用できるのでしょうか。
大学中退者も就職エージェントを利用できる
就職エージェントは、職歴のある人が転職に利用するものというイメージはありませんか?
確かに、多くの就職エージェントは転職者を主な対象としています。
転職者は働きながら転職活動をするケースが多く、自分でよい求人を探す時間がなかったり、今働いている企業にバレないように転職活動をしなければならないことから人材紹介会社を利用する人が多いからです。
また、転職後の給料に応じて紹介料をもらっている就職エージェントは、仕事経験のない人を紹介するよりも、転職者を紹介した方が手数料が高くなるので転職者を優先します。
しかし近年、大学中退者に限らずフリーターや新卒入社してすぐに退職してしまった人など、社会人経験の浅い人が増えてきています。
その流れを受け、社会人経験が浅いところから正社員を目指す人を応援する就職エージェントも増加傾向にあります。
就職エージェントでは一人一人に担当者が付き多方面から就職活動をサポートしてくれるので、大学中退者も就職エージェントを活用し、正社員就職をつかみとりましょう。
大学中退者が就職エージェントを利用すべき理由
採用後にギャップを感じにくい
就職エージェントを簡単に説明すると、求職者と新たな人材を求めている企業を繋ぐ仲介人の様な役割をしています。
就職エージェントは企業の採用担当者や経営者などと実際に会い、欲しい人材の能力や資格を確認しているので、求職者は求人を見るだけでは分からない具体的な業務内容や社内の雰囲気、平均残業時間や有給休暇の取得状況に至るまで教えてもらえることもあります。
そのため、採用後に求職者と企業とがギャップを感じることが少なく、長期的に働ける職場を見つけやすくなります。
また、一般公開していない求人も沢山あり、自分の適性に合った求人を見つけやすくなるので、登録しておいて損はありません。
就職エージェントは、採用が決まった時に企業から成功報酬を受け取るシステムなので、求職者は登録や相談などすべて無料で利用することができます。
大学中退者向けの就職エージェントが増えている
就職エージェントは全国に約2万社存在しています。
各社はそれぞれ利用者のターゲットを絞っていることが多く、
- キャリアがある人向け
- 第2新卒(正社員経験が3年以内の人)向け
- フリーターや大学中退者などの正社員未経験の人向け
というように就職エージェントによって得意分野は変わってきます。
近年、大学中退者やフリーターなど社会人経験の浅い人が増えており、そこから正社員を目指す人を応援する就職エージェントも同時に増えています。
大学中退者が転職者向けの就職エージェントを利用できないという訳ではないですが、社会人経験や実務経験を持った転職者をライバルとした求人に、大学中退者が応募するのは効率的とは言えません。
厚生労働省の調査で、中退後3年以内に正社員として働いているのは5人に1人という結果がでています。
大学中退者が正社員になることは決して簡単なことではありません。
正社員として安定して働ける仕事を見つけるために、できるだけフリーターや大学中退者向けの就職エージェントを選びましょう。
大学中退者が就職するためのサポートが充実
大学中退者は、大学で行われる就職活動セミナーや模擬面接などを受けられないため、どうしても情報が不足し、視野が狭くなりがちです。
履歴書や面接対策をしっかりしたことがない人にとっては、履歴書や職務経歴書の書き方、面接官の印象に残る質問の受け答え方など、就職活動で行き詰ることも多いのではないでしょうか。
大学中退者向けの就職エージェントでは、企業の目に止まる履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などの就職活動ノウハウを教えてくれます。
また、就職してからも困らない様、ビジネスマナー研修を設けて社会人の基礎を学べたりと、大学中退者に必要なサポートが充実しています。
応募者に代わってPRしてくれる
就職エージェントは採用に至って初めて利益が出るので、求職者が採用されるために尽力してくれます。
履歴書や職務経歴書では伝わりにくい求職者の人間性を企業の採用担当者にPRしてくれることもあるので、書類選考が通過しやすいというメリットもあります。
また、面接結果が分かるのが早く、担当者から当日中に報告されることもあります。
面接結果がダメだった時は、何が採用に至らなかったのかを採用担当者に確認し求職者に伝えてくれるので、次に違う企業の面接を受ける時の参考になります。
希望職種が決まっていない場合の相談も可能
大学中退者などまだ社会人経験の浅い人の中には、「適性に合っている仕事が分からない」「今後どんな風にキャリアを積んでいけばいいか分からない」など自分の進むべき方向が決まっていない人も少なくありません。
就職エージェントでは、今の自分の市場価値や向いている仕事を担当者が客観的に判断してくれたり、求職者が希望する職種に必要な資格を教えてくれることもあります。
自分では気が付かなかった長所や思いつかなかった仕事を知れたりと、就職活動に前向きに取り組めるきっかけになったという声もあります。
ハローワークと就職エージェント、大学中退者におすすめなのは?
ハローワークと就職エージェント、どちらも就職活動支援をしてくれますが、大学中退者の就職活動をよりサポートしてくれるのはどちらでしょうか。
ハローワークは求人検索と応募がメイン、サポートは就職エージェントに頼ろう
ハローワークは国が行っている地域の総合的雇用サービス機関で、利用する求職者の年齢は幅広く、学歴、経歴も様々です。
ハローワークではパソコンを使って自分自身で求人検索をして、応募を希望すれば企業に連絡し面接日などを調整してくれるというのが基本の流れで、気になった求人の応募状況や求人情報の細かい部分の確認なども行ってくれます。
誰でも利用でき、予約も必要ないので気軽に相談に行けますが、対象者が絞られていない分、大学中退者のための就職活動情報といった点では知識が少ないとも言えます。
そもそもハローワークはその求人についての質問などは電話で確認をとってくれますが、基本的には求人検索と応募連絡が主な仕事です。
大学中退者のための就職活動ノウハウを教えて欲しい!というのは無理があるかもしれません。
ただ、企業側は低いコストでハローワークに求人を掲載することができるので、ハローワークはその分沢山の求人情報を持っています。
ですので、ハローワークにどんな求人があるのか見てみるのはとてもおすすめです。
一方で就職エージェントはターゲットが絞られている分、大学中退者向けの就職エージェントを選べば様々な就職活動ノウハウを教えてくれたり、一人一人に面接前後のフォローも行ってくれたりします。
求人紹介だけでなく、採用されるためのサポートが充実しているのが就職エージェントの強みと言えます。
どちらも全て無料で利用できるので、用途に合わせて利用してみるとよいでしょう。
ハローワークは応募条件が広い、書類が通りやすいのは就職エージェント
履歴書を一枚でも、誤字脱字なく綺麗に書くことは結構な労力を必要とします。
まして面接となると交通費も時間もかかり、不採用となると毎回多少落ち込むのでメンタル面を考えてもできるだけ受ける企業は少なくしたいところです。
ハローワークでは求職者により沢山の求人応募のチャンスが与えられるように、応募条件を広く緩く設定するよう企業側に働きかけていることがあります。
例えば応募条件には「高卒以上」と記載されていても、実際には大卒者を求めているケースもあります。
この場合は企業が本当に求めている条件とズレているため、応募しても受かりにくく、効率よく就職活動を進めることができません。
就職エージェントでは企業に応募条件を詳しく聞いた上で該当者に求人を紹介しているので、条件の不一致で落ちてしまうということが少ないと言えるでしょう。
また条件が合う人に求人を紹介しているので、書類応募の数もハローワークや一般公開されている求人と比べると少なく、企業側がしっかりと目を通してくれる可能性も高くなりやすいです。
しかし、同じ就職エージェントでも担当者によってスキルも親身度も違います。
書類が通るように企業に求職者をPRしてくれるような親身な担当者もいれば、紹介してくれる求人が自分の希望する職種では無かったり、淡々と対応する担当者も中にはいるかもしれません。
知識の少ない大学中退者が正社員を目指す上で、就職活動のノウハウが豊富で親身になってくれる担当者を見つけることは非常に大切です。
自分に合った就職エージェントや担当者を見つけるために2~3社の登録がおすすめです。
当サイトでも大学中退者が利用できるよい就職エージェントを、以下の記事で紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
大学中退はマイナス面ばかりではない
大学を中退したという経歴は、基本的にマイナスに捉えてしまいがちですが、就職活動時にプラスに働いてくれることもあります。
大学中退者は経歴上「高卒」となってしまいますが、大学に入学するだけの能力があったと見てくれる企業もあります。
また、職歴がないことは経験不足とも言えますが、どこの社風にも染まっていない人材が欲しいという企業も少なくありません。
企業が納得のいく大学中退理由をきちんと説明する、熱意や素直さをアピールすることが大切です。
就職活動は落ち込むことも多く、もうこのままフリーターでもいいかなという気になってしまうかもしれません。
もちろんフリーターでも生活は出来ますが、将来を考えると、いくつになってもあまり変わらない給料での生活は苦しくなっていきます。
30歳を超えて職歴が無い人を企業は欲しがらなくなり、逆に若さはどんな経歴であっても武器になります。
大学中退理由を追及されると上手く説明できない、履歴書が通らないなど、就職活動の悩みは何でも就職エージェントに相談し、早期就職を目指しましょう。
大学中退者を何人も見てきた就職エージェントならきっと的確なアドバイスをしてくれることでしょう。
2024年最新版!大学中退者に人気の就職サイトBEST3
大学中退者が使っている就職サイト(就職エージェントと求人サイト)を、人気順に3位まで紹介します。
※ランキング調査期間:2024年4月1日~2024年5月1日
ジェイック就職カレッジ |
ジェイック就職カレッジは、就職成功率81.1%(大学中退者に限ると90.7%)の実績を持つ就職エージェントです。 中退者向けの求人を紹介してくれたり、中退者向けの就職講座で、面接での中退理由の伝え方やマナーを学べます。 |
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リクナビNEXT |
リクナビNEXTは、大学中退者の利用者が多い人気求人サイトです。 様々な職種や地域の求人に加え、他では得られない大企業の求人も充実しています。 |
ハタラクティブ |
ハタラクティブは、フリーターや大学中退者向けの就職エージェントです。 求職者と年齢が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれ、未経験から応募できる求人を紹介してくれます。 |
大学中退者におすすめの就職サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。
当社カジュアル相談を活用してください
当社(株式会社ウェイズファクトリー)では、学校を中退した後の就職活動について無料で気軽に相談できる窓口を設けております。
当社のキャリアアドバイザーにメールか電話で相談できます。
- 「どの就職エージェントを利用すればよいかわからない」
- 「どのように就職活動を行えばよいかわからない」
- 「どのような職種が向いているのかわからない」
というような質問に就職支援15年以上の経験を元にお答えします。
また必要な方には、中退者が応募できる未経験歓迎の正社員求人を紹介することもできます。
ご相談したい方は以下の記事の下にあるフォームよりお申し込みください。
岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
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