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大学中退をした人も健康保険について知っておこう!

最終更新日:2018年4月6日

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健康保険は、幼少期から、学生時代、そして、これからますます重要な役割を果たしてくれるのですが、その制度について詳しく知っている人は少ないです。

皆さんの多くは、親の被扶養者(※1)になっていて健康保険の費用も払っていないので、健康保険について知る機会は少なかったはずです。

しかし、健康保険には、いくつか種類があり、受けられる保険制度が違ってくるので、重要な部分については知っておくとよいでしょう。

※1被扶養者 : 健康保険に入っている人の収入によって、生計を維持している人のこと

1. 健康保険はどういう役割をしているのか?

日本では、国民皆保険制度が導入されているので、誰もが何らかの健康保険に加入する必要があります。

公的な健康保険には、自営業者や非正規雇用者向けの「国保」と呼ばれる国民健康保険と、正社員が主に加入している「健保」と呼ばれる健康保険の2つに大別できます。(健保は、中小企業向けと大企業向けに分かれますが、ここでは区別しません)

どちらの健康保険でも加入者は、医療費が3割の支払いで済み入院や手術で高額の医療費がかかった場合には、「高額療養費」として健康保険が大部分を肩代わりしてくれます。

しかし、国保は健保ほどには手厚い保障があるわけではないので、比べてみると健保よりも劣ると感じる部分があります。

健保には疾病手当や出産手当などが付いているのですが、国保にはついてきません。

個人の費用負担は、健保では企業が2分の1や3分の2まで払ってくれる場合があり非常に安くなるのですが、国保は全額負担の上、保険費用もかなり高くなっています

これだけを見ると、誰もが健保に加入したいと考えると思いますが、将来の働き方によっては国保に加入する可能性もあります。

2. 国民健康保険に加入する人とは?

上記したように、国民健康保険に加入する人は、自営業者や非正規雇用者、無職の人などになります。

これらの人全てが国保に加入しているわけではなく、親が健保に入っていて被扶養者になっている人は、親の健康保険が保証することになっています。

しかし、大学中退をして親の被扶養者となっている人でも、130万円を超える収入をアルバイトで得ていれば、扶養家族から外れることになるので、国民健康保険に加入する必要があります。

また、派遣社員や契約社員として働き始めても、130万円以上の収入を得て、正規社員の勤務日数や勤務時間の4分の3より少ない程度で働く場合は、国民健康保険に加入する必要があります。

ただし、正規社員の4分の3以上の日数や時間を働いている場合は、正規社員と同じ労働をしていると見なされて、健保への加入が義務づけられています。

下手に親の被扶養者から外れて、国保に加入しなければならない場合、親の所得から引かれる扶養者控除が減って税金が増えたり、親の給料に上乗せされていた家族手当が減ったりして、家族全体としては損をする場合もあります。

ですので、専業主婦の人がパートなどをする場合には、130万円以下に収入を抑えて、扶養家族から抜けないようにしているケースが多いです。

3. 正社員になって健保に加入するのが理想的

当サイトを訪れている皆さんの多くが正社員を目指して就職活動をしていると思います。

正社員になれば、国保ではなく、健保に加入するので、企業が健康保険料を管理して、2分の1を企業が支払ってくれますし、様々な手当も充実しています。

また、結婚したり、子供ができれば、その人たちは被扶養者になるので、保険料を支払う必要はありません

一方、国保では、家族の人数分の保険料を支払わなければならないので、かなり費用負担は大きくなります。

ここまで見てくると、健保に加入することの価値が分かったのではないでしょうか。

健保の価値を知らずに正社員として働いて、保険料が天引きされることに不満を持つ人もいますが、充実した保険であることを知れば不満に感じることも少なくなるはずです。

以下の記事で、厚生年金に加入することを目標に正社員になろうと記しましたが、健保に入ることを目標に正社員になるのもよいのではないでしょうか。

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記事の監修者

岸 憲太郎

・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業

人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
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