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子供が大学中退しそうになったら親ができること
最終更新日:2024年7月16日
大学中退をする人は毎年たくさんいますが、自分の子供が大学中退を考えている場合は、どうにかしなければと焦ってしまうと思います。
そこでここでは「大学中退を考えている子供がいる場合に親ができること」について解説します。
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1. 大学中退をしたいと思っていることに早く気づく
子供が大学中退をしたいと思っている場合、子供から親に何らかの話しを持ちかけることが多いです。
それは直接辞めたいといったことではなく、大学が少し嫌だということかもしれませんが、なるべく早く気づいてあげることで大学中退をする可能性を下げることができます。
何か理由があって中退を考えていても、初期の頃は本人も頑張って通おうと思っている場合が多いので、そこで手助けをしてあげられるかが重要になります。
気づくのが遅れると、
- 大学を休みがちになる
- テストに参加しない
- ゼミの申し込みをしない
というように大学に通うのに不利な状況になる可能性があります。
このような状態が続くと、
- 友人との人間関係が悪くなる
- 他の人たちに遅れをとったと考えてしまう
- ゼミに参加するには来年まで待つ必要が出てくる
といった事態に最悪なります。
ここまで悪条件がそろうと復帰はかなり難しくなるので、それまでに子供の兆候を察知してあげる必要があります。
中退をするまでの期間は短い
大学を中退した人は、考え始めてから1~3か月で辞めている人が23.3%と最も多くなっています。
親に相談するまでに既に時間が経っている場合もあるので、「すぐに辞めることはないだろう」と子供の訴えを無視したり、問題を先送りにしないことが大事です。
<考え始めてから大学を辞めるまでの期間>
- 1か月未満:17.1%
- 1~3か月未満:23.3%
- 3か月~半年未満:19.5%
- 半年~1年未満:22.1%
- 1年以上:18.0%
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究(p. 69)」2015年5月
2. 大学中退をしたい理由をしっかり聞き出す
大学中退をしたいと思っていることが分かっても、かならずしも明確な理由を教えてくれるとは限りません。
大学中退理由には以下の記事でも紹介したように「大学とのミスマッチ」「人間関係」「経済的理由」などが多いです。
経済的な理由であった場合はどうしようもないこともありますが、大学とのミスマッチや人間関係に悩んでいる場合は、親と相談することで「もう一度大学に通おう」と考え直すことがあります。
しかしミスマッチや人間関係などが理由で本人に落ち度がある場合、親に中退理由を説明すると怒られると考えて、はっきりとした中退理由を教えてくれない場合があります。
問題がどこにあるのか把握できないとアドバイスできないので、中退したい理由を曖昧なままにせず、きっちり理由を聞き出すようにしてください。
中退したい理由が分かった上で、これからどうしていくのかを考えていくので重要なことです。
3. 大学中退を完全否定せず、どういった選択肢があるのか考える
子供が大学中退をしたいというと頭ごなしに否定する親御さんも多いですが、 頭ごなしに否定すると、
「この人たちに相談しても無駄だ」
と子供が黙ってしまい、それ以降話さないまま結果的に中退してしまうことがあるので避けてください。
何らかの問題が発生して中退を考えているのですから、親御さんは「問題を解決するためのサポートをする」という立場を取るのがもっともよいでしょう。
大学中退をしたい理由がちょっとしたことであった場合などは、親と相談することで再度やる気を出して通いはじめる人も多いので、快く相談に乗ってあげてください。
また大学中退をなんとしても避けたいという親としての気持ちも分かりますが、それもはじめから否定するのではなく、
- 「大学中退をすると、どういうメリット・デメリットがあるのか?」
- 「大学中退後には、どのような進路があるのか?」
を子供と一緒に考えてみてください。
大学中退の主なメリット・デメリットには以下のようなものがあります。
<メリット>
- 時間とお金の節約:学費や生活費を節約できたり、学業に費やす時間を他のことに利用できる
- 実務経験を積める:早く就職することで実務経験を積み、スキルや知識を早く習得できる
- やりたいことに集中できる:自分が本当にやりたいことに集中できる。専門学校や別の大学など、より自分の学びたいことにあった学校で学べる
<デメリット>
- 学歴による不利:大卒以上を条件とする求人に応募できないため、応募できる求人が減る
- 新卒採用への参加が難しい:就職するのに最も有利な新卒採用に参加するのが難しくなる
- イメージが悪い:物事を長く続けられない人というイメージを持たれるため面接で不利になる
大学中退をすると親御さんが描いていた「大学を卒業させて、それなりに立派な企業に就職させる」という夢が潰れてしまうと思うかもしれませんが、それで全てが終わるわけではありません。
中退後に就職活動をはじめると、少し不利な部分はありますが民間企業や公務員に就職をして、しっかり働いている人もたくさんいます。
また中退後に専門学校に通って、大学時代よりも自分のやりたかったことにマッチした授業を受けている人もたくさんいます。
ですのでサポート役に回り一緒にこれからのことを考えてみてください。
関連記事
大学中退後の就職方法や、専門学校、公務員については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
大学中退後に専門学校に入学するメリット・デメリット。費用や選び方も解説
大学中退者の公務員就職ガイド!給料や職種、年齢制限、試験内容を解説
大学中退をしてよかったと思っている人に「どのような経緯でよかったと思うようになったのか」を聞いた体験談を以下の記事に掲載しているので、こちらも参考にしてください。
大学中退してよかった人の体験談30件と後悔しないためにやるべきこと
4. 20歳を超えれば大人なので、自分で決めさせることも大事
ここまで中退を考えている子供に親が関われる部分について見てきましたが、子供が20歳を超えているなら、もう大人ですので、自分で将来のことを考えて決めさせることも大事です。
どれだけ親がサポート役に回ったとしても、親の思うように子供が進まない可能性はあるので、その際には後は自分で責任を負うという覚悟を持たせることも親の役割と言えます。
仕事をはじめるまでは自立させるのは難しいと思いますが、もし大学中退をすれば他の学校に通う以外は働くことになります。
そうなれば後は自分でお金を稼いで生活していくのですから、中退を決めた時点でそれが自立を意味するのだと子供に理解させるようにしたいです。
もしかすると中退後に就職をして「やっぱり学校に通っておけばよかった」と思うかもしれないので、大学に再入学する方法もあるということを同時に伝えておくとよいかもしれません。
5. 当サイトの情報もぜひ活用してください
当サイトは大学中退後に就職をする人を主な対象にしていますが、それ以外の選択肢もたくさん紹介しています。
また就職活動をする際に、大学中退者が陥りがちな問題点を解決する方法も紹介しているのでぜひ活用してください。
記事を作成するに当たってはかなり時間を割いていますので、個人で調べる場合に比べて効率的に情報を探せると思います。
もしこの文章をはじめに親御さんが見られたのだとしたら、子供が中退を考えている最中か中退をした後にでも当サイトを紹介してあげてください。
そうすれば中退後のマイナス情報ばかりがあふれているインターネットの罠にはまらずに、スムーズに次の進路を選択できるはずです。
ただし親の立場はあくまでサポート役であり、最後は子供に決断させることが大事です。
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岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
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