※本記事は一部プロモーションを含みます
大学中退者が就職する可能性が高い、中小企業の魅力とは?
最終更新日:2024年10月10日
大学中退者にも、大企業に就職する人はいます。
しかし、多くの大学中退者は中小企業に就職しています。
中小企業と大企業を比べると、大企業の魅力ばかりが見えてきますが、中小企業にも魅力がたくさんあります。
ここでは、大学中退者が就職する可能性が高い中小企業の魅力について解説します。
1. 中小企業で働く人が勤務先を決めた理由
中小企業の魅力について解説する前に、実際に中小企業で働く人が勤務先を決めた理由に、どのようなものがあるのかを見てみましょう。
以下の図は、中小企業で働く人が「中小企業を勤務先に決めた理由(規模別)」を調査した結果です。
出典:中小企業庁 「日本社会の活力と中小企業」2004年
グラフを見ると、規模が小さい企業ほど、「やりたい仕事ができるから」38.9%、「社長の人柄がよかったから」22.7%という結果が出ています。
それでは、これらの結果をふまえて、中小企業の魅力について見ていきましょう。
2. 中小企業の魅力
2-1. さまざまな仕事を経験できる
大企業に勤めれば「大規模な仕事ができてよいな」と考える人もいるかもしれません。
しかし、企業が大規模な仕事をするということは、一人一人の従業員が行う仕事は、仕事全体のごく一部になるいうことでもあります。
大企業では各部署によって仕事が明確に分けられていて、部署の中でさらに細かく仕事が分けられるので、仕事内容が雑用に近い人も中にはいます。
一方、中小企業は、小規模な仕事が多いですが、その仕事の一部だけに関わるのではなく、仕事全体に関わることが多くなります。
中小企業で仕事をすると、大企業に比べて「自分がした仕事」という感覚を強く持てます。
また、中小企業では従業員が少ないことが多く、さまざまな仕事を任せられるので、営業職として就職した人でも、経理や企画、技術職の仕事も経験できる場合があります。
このように、大企業に勤めている人に比べると、中小企業に勤めている人のほうが、仕事の幅は広くなることが多いです。
中小企業で働く魅力には、企業が行う仕事全体に関われることや、さまざまな仕事を経験できることから、幅広い技術や知識を身につけられるといったことがあります。
2-2. 経営者の近くで働くことができる
大企業は、従業員が何百人、何千人いるので、何十年間勤めても会話をする機会がない人がたくさんいます。
特に経営者と直に会話をする機会がある従業員は少なく、大企業に勤める人の中には、経営者を雲の上の人と考えたり、経営者を一度も見たことがない人もいます。
しかし、中小企業に勤めると、経営者が同じフロアで働いていたり、毎日挨拶をしたり、世間話をしたりといった機会が多くなります。
このように、大学中退者が中小企業に就職した場合、経営者を身近に感じられます。
経営者の近くで働くと、従業員には以下のようなメリットがあります。
- 経営者から直接会社の方針を聞ける
-
中小企業は、企業規模が小さく従業員が少ないので、上下関係が緩く、フラットな組織になっていることが多いです。
そのため、経営者から直接会社の方針を聞くことができ、社長や社員の間で親密な関係が築きやすいです。
中小企業の経営者は、会社全体の方向を決定づけたり、自分の責任ですべてを決めることができるので、中小企業に勤め、経営者が何をしているのか、何を考えているかが身近に分かるだけでも非常に魅力的なことです。 - 意見を言いやすい
-
経営者の目が届く範囲にいるので、経営者に意見を言いやすい環境にあり、自分の提案したアイデアが採用されやすいです。
また、問題が起こった場合に、会社全体の問題として解決策を考えてくれることが多いです。
このように、中小企業では経営者と距離が近く直接会社の方針を聞くことができたり、意見が言いやすかったりするメリットがあります。
しかし、大企業では、経営者と距離があるので、一人一人のアイデアが採用されることは少なく、経営者と直接会話をすることもほとんどありません。
大企業では何か問題があっても、それが上層部に伝わって解決されるまでに何か月、何年とかかることがあります。
2-3. スピード感と成長性がある
大企業は、すでに売り上げが一定の規模に達しており、ある意味では完成した企業なので、そこから大幅に売り上げを増やすのは難しいです。
しかし、大企業に比べると、中小企業はまだ発展途上の企業なので、努力次第で売り上げが何倍にも増える可能性があります。
上記したように中小企業では、経営者との距離が近いので、提案した議題を速やかに会議にかけれたり、仕事の承認をすぐに得られたりするなど、仕事が迅速に行われるので、新規プロジェクトが速いスピードで発展することもあります。
そのようなプロジェクトに携わることができれば、企業だけでなく、従業員の成長スピードも速くなります。
企業が成長すると、そこで働く従業員は、給与が上がるだけでなく、部下が増え、より大規模な仕事や権限を任せられるようにもなります。
企業の売り上げがどんどん増えていく時期の仕事に携われる経験は、何ものにも代えがたい経験になるでしょう。
しかし、大きく成長する可能性を秘めているということは、逆に考えると、 リスクにさらされる可能性も高いということです。
売り上げが安定せずに、企業が窮地に追いやられることもあるかもしれません。
しかし、そのような可能性があったとしても、スピード感があったり成長性のある中小企業で働くことには大きな魅力があります。
注意
中小企業でも規模や売り上げを追わず、ある程度の規模で安定している企業もあります。
スピード感や成長性がある中小企業で働こうと思うのなら、創業してからそれほど年月が経っていない企業を目指すとよいでしょう。
3. まとめ
ここまで見てきたように、中小企業にも魅力がたくさんあります。
しかし、このような中小企業は、大企業よりブランド力が弱かったり、求人情報を発信するための資金が不足するなどして、情報が求職者に伝わらず人材確保に悩まされています。
大学中退者は、中小企業の魅力を知るためにも、積極的に企業研究を行い、情報を入手できるように就職活動を進めていきましょう。
ジョバディの紹介
ジョバディは、求職者の好きなタイミングで求人検索・応募ができ、おすすめ求人の紹介や面接サポートをキャリアアドバイザーから受けられるサービスです。
面倒な手続きを最小限にした「転職活動がラクになる」サービスですので活用してみてください。
ホワイト企業ナビの紹介
ホワイト企業ナビは、以下の3条件を満たす企業だけを掲載している求人サイトです。
- 平均残業時間が25時間/月未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
大手求人サイトを使えば多くの求人を見ることはできますが、その中にはブラック企業が紛れ込んでいる可能性もあり、良い企業を見つけるのは難しいです。
しかしホワイト企業求人ナビを使えば、求人サイトが上記条件を基に企業を厳選しているので、社員を大切にする優良企業を見つけやすくなります。
また1社の求人を作成するのに6時間以上もの時間をかけているので、求人情報を読むことで企業について詳しく知ることができるためミスマッチを防ぐことができます。
ホワイト企業に就職したい・ホワイト企業について詳しい情報を得たいと考えている方は活用してみてください。
2024年最新版!大学中退者に人気の就職サイトBEST3
大学中退者が使っている就職サイト(就職エージェントと求人サイト)を、人気順に3位まで紹介します。
※ランキング調査期間:2024年4月1日~2024年5月1日
ジェイック就職カレッジ |
ジェイック就職カレッジは、就職成功率81.1%(大学中退者に限ると90.7%)の実績を持つ就職エージェントです。 中退者向けの求人を紹介してくれたり、中退者向けの就職講座で、面接での中退理由の伝え方やマナーを学べます。 |
---|---|
リクナビNEXT |
リクナビNEXTは、大学中退者の利用者が多い人気求人サイトです。 様々な職種や地域の求人に加え、他では得られない大企業の求人も充実しています。 |
ハタラクティブ |
ハタラクティブは、フリーターや大学中退者向けの就職エージェントです。 求職者と年齢が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれ、未経験から応募できる求人を紹介してくれます。 |
大学中退者におすすめの就職サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。
大学中退者におすすめの就職サイト(就職エージェントと求人サイト)17選
当社カジュアル相談を活用してください
当社(株式会社ウェイズファクトリー)では、学校を中退した後の就職活動について無料で気軽に相談できる窓口を設けております。
当社のキャリアアドバイザーにメールか電話で相談できます。
- 「どの就職エージェントを利用すればよいかわからない」
- 「どのように就職活動を行えばよいかわからない」
- 「どのような職種が向いているのかわからない」
というような質問に就職支援15年以上の経験を元にお答えします。
また必要な方には、中退者が応募できる未経験歓迎の正社員求人を紹介することもできます。
ご相談したい方は以下の記事の下にあるフォームよりお申し込みください。
岸 憲太郎
・株式会社ウェイズファクトリー代表取締役
・関西大学総合情報学部卒業
人材紹介事業と就職や転職に関してのWEBメディア事業を行う(株)ウェイズファクトリーの代表をしています。
15年以上の就職支援経験を通じて、数百名の採用担当者や求職者と情報交換をしてきました。
それらの経験を社会に還元していくために、記事の監修だけでなく、編集にも深く関与して情報発信を行っています。
詳しいプロフィールは、こちらをチェックしてみてください。
プロフィール